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小説
(拍手再録)スペシャル対談第一弾 ※未来設定です
Q1 プロポーズの言葉について教えてください
「いわゆるできちゃった婚だから、しっかり言われたことないなあ。妊娠したっていったら、次の日婚姻届が机の上に置いてあったよ」
「・・・。一生、側にいてくれるだけでいい。とかです・・・。恥ずかしいのでこれ以上は・・・」
「幸せにする。だから俺だけを見て欲しい。だったかな」

Q2 プロポーズはすぐにOKした?
「妊娠してるし、鷹臣くんに逆らうと怖いしで、即座にサインしたよ」
「私、いつもの冗談だと思ってしまって。言われた言葉自体はうれしかったので、そう伝えたのですが・・・。一週間、プロポーズだったと気付きませんでした」
「プロポーズに気付いたきっかけはなに?」
「・・・いつのまにか、正妃にされていて・・・」
「・・・。あ、私はすぐオーケーしたよ。教えてる高校の朝礼に椿くんが乱入してきてのプロポーズで、恥ずかしくて考える間もなく、ね」

Q3 プロポーズを受けて後悔したことはない?
           「ある」
「「「いっぱい」」」 「あります」
           「あるねえ」

Q4 プロポーズを受けて最初に後悔したことを具体的に教えてください。
「鷹臣くんが私の両親に挨拶に来た時、デキ婚なうえに、私まだ大学生だったから、親が結構怒ってしまって。
何考えてるんだって親が鷹臣くんに問い詰めたら、しれっとした顔で言った一言を聞いた時、後悔した」
「どんな言葉だったんですか?」
「『たがが外れた上に、気持ちよくて、正直何も考えてませんでした』って。
・・・親の目が点だった」
「・・・」
「すごいね・・・」
「・・・私の場合は、王宮で婚礼式典を行ってくださった時です。それがけっこう大変でした。命を狙われたりもあったんですが、それよりも豪華すぎる式典だったことが、精神的にちょっと・・・」
「私は、プロポーズあとの、生徒たちと先生たちの視線がしばらく痛かったことだね。できるだけ存在を消して、生徒たちの痛い青春やら、先生たちの水面下の攻防やらを、楽しみたかったんだけど、しばらく出来なかった・・・」

Q4 後悔はあっても、結局のところ、今幸せなんですよね?
「幸せじゃないって言ったら殴られそう。いや、普通に幸せなんだけどさ」
「幸せです」
「そうだね、幸せかな。てか、むりやりまとめすぎじゃない?」


無理やりだろうとなんだろうと、終わりです。
ありがとうございました。
次回は、皆様のお子さんについてお聞きしたいと思ったりしておりますので、
どうぞよろしくお願いします。



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