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小説
これが日常 (俺様ティーチャー)
「おい。真冬。メシ作れ、メシ」
鷹臣は、当然のように真冬の部屋で横になりながら命令した。その様子に、真冬は眉を寄せ、口を尖らせる。
「ええええ。なんでそんなこと――・・・。作ればいいんでしょ。分かったよ」
鷹臣の鋭い視線を受け、そうそうに反論するのを止め、真冬は台所へと向かう。
何作ろう・・・。
小さく呟きながら台所に立つ様子を、鷹臣は、寝転がったまま眺める。
しばらくしてカチャカチャという音や、お湯が沸騰する音が聞こえ、思わず心地よくて鷹臣は1人微笑んだ。




その後出てきた料理が即席ラーメンだったために、喧嘩になったのはまた別の話。



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あきゅろす。
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