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小説
剣舞
袖が舞う。剣先は時に鋭く、時に緩やかに、動く。自由に動いているように見えるのに、一つ一つの動きが美しく、型が決まっていることが、素人目にも分かる。
陛下の剣舞の様子を、夕鈴は少し遠くで眺める。
剣とは、怖いもの。
その印象が覆されるほど、一挙一動が美しい。
陛下にとっては、ただの運動不足解消。
それだけなのに、その行動に、見惚れてしまう私を、貴方は笑いますか?
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