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第7話『手紙』
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案内人『ヤモリ』
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僕は昨日、恋人だった『ハルカ』と別れた…


『ハルカ』とは2年前飲み会で知り合った。


初めて会った瞬間、
素直そうで、綺麗な容姿、可愛い笑顔に
僕は直ぐに恋に落ちた。


何度かアタックし、
やっとデートにこぎつけ付き合った時、どれだけ嬉しかったか…


付き合い当初は本当に楽しかった。


だが、次第に彼女は束縛するようになり、
僕は次第にきつくなる、彼女の束縛が息苦しくなって来た…


3ヶ月前から彼女とは
仕事を理由に会うのを避け、
距離を置く様になり、
そして、昨日、彼女を呼び出し彼女に別れを告げたのだ…


『ハルカ』ごめんよ…


それから一週間が過ぎたある日、
仕事を終え自宅の郵便受けに送り主の無い封筒が入っていた…


僕は部屋に入り封筒を開けると、
中には2枚の手紙が入っていた…


1枚目は、


『私はあなたの事が好き、好き、好き、好き、好き…』

と言葉がびっしり書かれていた。



送り主は『ハルカ』なのか?



そして、2枚目には、


『もう、私は生きて行けない…



私は今から、あなたの家のベランダで



死にます…
さようなら。』


僕はえっ?と思いベランダの窓を見るとカーテン越しに人影が!!



『ま、まさか!!
ハルカっ!!』



僕は急いでそのカーテンを開け、
窓を開けた!!



そこには




首を吊った見知らぬ女性の死体があった…
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[解説]

※主人公が『ハルカ』だと思って窓を開けたら、
首を吊った見知らぬ女性の死体があった…

つまり、その女性は主人公に好意を抱いていた『ストーカー』だったのかもしれません。

手紙の1枚目の内容でも主人公の事を"あなた"と書いているので、
主人公の名前も知らなかったのでしょう…

怖いのは留守中の主人公の家に入って
『手紙』を書いて首を吊ったという事です。
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