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ONLY GLORY
25球目:スタートを切った
リトルリーグを全く違う状況で終えた村神秀二と神坂龍司。
彼等は中学へと進むのであるが神坂にはいろんな中学やシニアリーグから誘いが来る中、村神には全く誘いが来ない。



そんな中、あるシニアチームが村神と神坂に声をかけた。
そのチームとは神奈川の強豪でもある神奈川シニア。

ここは何と神坂だけではなく村神、そして当時から正捕手をしていた浦原に声をかけていたのである。
村神をちゃんと見てくれていたのであった。


勿論彼等はそのチームへと入りなんと村神・神坂は一年生からベンチメンバーに選ばれたのである。
そんな彼等はリリーフや代打で活躍を見せていき見事全国への切符を手に入れたのであるが、全国で村神はある1人の選手と衝撃的な出会いをする。



それは全国大会3回戦の相手となった静岡シニア。
当時そこには桐應の佐藤や瀧澤。そしてあの聖陵の池田や山本や竹下…そして俊哉が在籍していたのである。
当時彼等は3年生、村神らのチームも決して弱くはなく優勝候補にも挙がっていたチームであったが、この試合は5−0と完敗を喫してしまったのである。



神坂も代打で出てツーベースは放つもあとが続かず。
そして村神は先発が5失点して交代としてリリーフし後続を無失点に抑える活躍を見せる。



しかし、唯一俊哉には2本のツーベースを許したのである。


そこからであった。
村神は俊哉にあこがれの念を抱いたのである。


それからというものの村神は俊哉のあとを追うかのように練習へと打ちこんでいきそれから2年後の3年生の全国大会。
彼らの神奈川シニアは4番の神坂とエースの村神を筆頭に圧倒的な力を見せつけ優勝したのである。


いうなれば俊哉との出会いが彼をここまで成長させたというわけである。
そんな村神は高校も当然神坂とともに強豪校へと行くかと予想が飛び交っていた。


だが神坂はさらに高みへと行くために。
村神は仲間とともに可能性を求めるために。



彼はら初めて違う道へと歩み出したのであった。



そして現在は神坂は強豪校である京都天聖高校の一年生からの4番として。
また村神は創設から一度も初戦突破をしたことのない陵應学園のエースとして青春を進んでいく。






これにて回想編はおしまい。
次からまた試合へと戻りますんでよろしくお願いします。



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あきゅろす。
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