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I'll always be with you.
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 沢宮さんは、“うん”って言って、また優雅に紅茶を飲む。




「す、好きって、どういう……」




 ことでしょうか。




 まさか、まさか…………




「んー……美鶴さんのこと一目見てね、すごい惹かれたんだ。この人の後ろに着いていきたいって思ったの。それで急いでここの事務所に入って、美鶴さんにアタックし続けて仲良くしてもらって……。好きだなーって」




 沢宮さんが照れくさそうに笑った。




 ラ、ライバルだ…………うわぁああ…………




「す、好きって……ラブの方、ですよね……」




 完璧ダメじゃん…………あぁ…………




「え? ライクの方に決まってるじゃん。

 ラブの方なんて、慧くん、面白いこと言うね」





 ………………





 え??




 え!?




「えっ!?」




 また思わず声を上げてしまった。慌てて手で口を抑える。しまった、墓穴を掘ってしまったかもしれない。




「あ、そ、そういう好きですか! そうですよね! 沢宮さんが柳井さんのこと好きなんて言うから、びっくりしましたよ! ラブの方なんて、まさか、そんなのないですよね!」




 おれの方がねぇわ。




 それより訂正訂正。とりあえず笑って誤魔化す。お願い突っ込まないでください。お願い。見過ごして。




「それで?」




 心臓が飛び跳ねた。




 少し低い声が、部屋の中に響いた。




 沢宮さんが手に持っていたティーカップをローテーブルに置いて、おれの座っているソファーの隣に座ってきた。顔が見れない。




「……っ……ぁ……」




 声も出せないで、隣からの視線に耐える。




「慧くんは美鶴さんのこと好きなの?

 今ので確信しちゃった」



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