[通常モード] [URL送信]
雉犬でえろフザケ



赤犬にあてがわれているそれはもうお前何様なんだっつーくらいに殿様〜みたいな和室に、青雉が着いたのは10分程前だが、真剣な顔で何やら音を殺していた
襖の向こうから僅かに声が漏れる。小さくて聞き取りにくいが、
「んっ‥‥、‥ぅ、ん‥」
とかそういった具合に意味のないくぐもった声だ。誰のって赤犬の。クザンさん鼻血垂れてますよしんでください。
「んぁっ!そこは、やめぃ、っ、黄猿ッ!」
「ブハッ」
これはクザンさんが鼻血噴いた音です。
「はぁ‥はあ‥ネコ二匹でにゃんにゃんなんていい趣向じゃねーの‥ヨダレずびっ」
鼻血の氷柱を作りながら青雉の頭の中でチョメチョメアンアンな2人が妄想されていく。くたびれた体の何が楽しいのと聞かれても、それはジジ専にしか分からない特権である。まぁとにかくじじぃが羞恥に身を捩るのとかが可愛くてたまらないのだ。はあはあ
「ん〜サカズキだいぶほぐれてきたじゃないのォ〜、ココ気持ちいいでしょォ〜?」
「んふ‥そぅ、じゃが、あっ」
「ていうかクザン何か用があるなら入ってきたらいいのに〜‥」
バレてました。
そりゃああれだけ邪念飛ばせば気付かれるだろうに。赤犬は、?って顔してたから気持ち良くて気付いてなかったようだ。
スラリと襖が開いて着流し姿の黄猿がきょとんとした顔で出てきた。
「なぁにその可愛い顔」
「相変わらずキモイねェ〜‥わっしはちょっと出てくるよォ〜」
チラチラと黄猿の長い脚が流しの割れ目から見える。細っ、エロっ、と青雉が内心ニヤニヤしてたのは内緒だ。邪魔になると思って気を遣ってくれた黄猿に対してなんてこと思ってやがるって感じだ。
すれ違い様に尻が触りたかったが眺めるに留めた。偉い。

「サカズキ、」
スパンと襖を閉めて振り向くと、着流しを乱しながら首を回す赤犬がいた。胡座の中が見えそうで見えない。お茶をすすり、なんじゃあ、といつもよりほぐれた表情で見上げてくる。

なにこのめちゃくちゃ可愛いサカズキ!

ズキュウウゥーン!とかズギャアアアン!とかいう衝撃がクザンの特に息子さんあたりを襲った。
「何してたのー2人で」
「マッサージじゃって、ぬあぁ?!なにすんじゃあクザ、?!」
頭はまだなんか冷静に「サカズキ可愛い」に留まっているものの、彼の息子さんは今すぐサカズキを可愛がりたいと喚く。まだまだやんちゃ坊主だからさー許してね、と囁いて座布団に赤犬を組み敷いてすぐに辿り着いた下着の隙間から指を入れて揉みしだいた。まだやる気のない赤犬の息子さんはくってりと青雉の指に身を任せている。
「何のっ、つもりで、ぁ!」
行為の性急さについていけずにろくな抵抗も出来ないまま、元気すぎる青雉の息子さんと一緒にしごかれてゾクゾクと背中に快感が這い上がる。ぬちゅ、といやらしい音がたっていつの間にか充血して孤立した赤犬の息子さんからはトロトロ先走りが垂れていた。
「やっ、ぁ、やめんか、クザンん、ぁんっ!」
裏筋を擦りつけあう刺激に頬に赤が差す。ぴくぴくと跳ねる太ももを広げた格好で抑えつけられる。着流しも帯もそのままで、のし掛かり動くクザンに合わせて揺らぐ腰。
「女の子みたいに鳴かれても、はぁっ、手加減しないよ、サカズキ」
「んっんッぁ、クザン、だめじゃあっあっ」
刺青が避けるようにしてさらに主張を濃くするちくびをゆっくり舐め転がす。ピンと尖ったちくびを舌で押しつぶして歯でやわく噛む。抵抗する腕が頭を包み込むだけになる。力が抜けた体を揺らされる赤犬を見たらもう今すぐ入りたくなって、互いの先走りに濡れているが慎ましく閉じているそこを親指でグリグリとこじ開けた。途端にビクン!と大きく跳ねて息を詰めた赤犬はこの際無視して熱く絡みつく穴を更に開拓していく。閉じようとする邪魔な脚を片方担いでひたすら指を動かした。痛い、と赤犬が言うので息子さんを舌で慰めてやるとまた掠れたエロい声で鳴いていた。
「クザ、あ、もっもう‥んあぁっ」
ちゅぷ、と指を抜くと糸を引くほどにとろけたそれに満足した青雉は、涙で潤む期待の眼差しでいきり立った青雉を眺めている赤犬に舌なめずりを一つして、遠慮もなく根元まで突き刺した。
「っっっあぁ――‥っ!!」
衝撃に耐えきれずに一度目の射精を許した姿を見て更に硬度を増した青雉は間を空けずにゴリゴリと中を抉る。
「っんあ!ああ!待、クザンん、んー」
めちゃくちゃに突き上げながら上品さの欠片もないキスをする。強烈な快感に汗だくになりながらも一生懸命舌を出してくる赤犬が可愛くて可愛くて跳ねる体を押さえ込んで、青雉は我ながらスッゲーと思うほどの種をお腹いっぱい仕込んでやった。



黄猿はそれを初め何事かと思い耳をすませた。赤犬がひいひい言っているのだからそりゃびっくりしただろう。黄猿は特にあの銀髪の老兵以外にそういう人間がいるなんて考えることもなかったのでまさか同僚までそういう趣味が、とか、やたら腰に響く声色で泣く赤犬とか、1人ぽつんと立ち尽くして襖の向こうの異常事態を夢でも見ているような心地で聞いていた。

ただじわりと熱を上げた体内に脳裏から囁かれた甘い誘いが、紛れもないあの男のものだったことが黄猿を赤面させたことには変わりない。





おっさんいいね!おっさん!
とりあえず赤犬は淫乱としか認識してないのだが^ω^青雉HENTAI。黄猿はそのうちレイリーに染め上げられてしまえばいいんだ!雉ガプと仏猿が読みたいです^q^ぎゃは

[*back][next#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!