[携帯モード] [URL送信]

薄桜鬼君と一緒に
十五
美奈Side


今日は、凜さんと斎藤さんと新八さんと一緒に巡察中である。


「暇だな〜何か事件起これば、退屈凌ぎになるのに」


「物騒な事を言うなよ美奈ちゃん」


「本当の事を言ったまでです」


斎藤さんは呆れ、凜さんは欠伸をしていた


「おい!そこを退け!」


後ろの方にだみ声が聞こえ、振り返ると浪士が子供達を蹴っていた。


「おい!」


新八さんの声が聞こえたけど、無視をして浪士の方へ、僕は走った


「なぁ、あんたら何してんの?子供を蹴る何て恥ずかしく無いの?」


「何だと!?」


「あんたら武士何だろ? だったら子供を蹴って楽しいのか?弱い者しか虐める何て最低だよあんたら」


そうだそうだ!と、野次馬達が叫ぶ


「餓鬼が生意気言ってるのは、今の内だ!」


「そうやって掻いてな、 弱音を吐くのはあんたらだから」


後ろの浪士達が斬りかかってきたので僕は、浪士達の鳩尾に肘拳を喰らわせた


「何だ・・・!この餓鬼強い!一辺逃げるぞ」


浪士達が逃げたので、凜さん達は追いかけ


「待ちやがれ!」


浪士達は、店に入り追いかけるのを再開すると


「あんさんたちは、何処の命令でやっとるんや」


「命令とかは関係ない、浪士が逃げたので」


「おりゃゃゃゃ」


横から刀を持った浪士が襲い掛かってきたので僕は、反射的に手裏剣を投げた


「ぐわぁぁぁ!」


鮮血が僕に飛んだ


「お・・・己・・・」


沢山の浪士達が出て来て斬り合いになった。








‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


千夜Side


今、俺は沖田と一緒に勇坊と遊んでいる。


「あっ、あそこに居るの龍之介じゃないか?」


「本当だ」


少し脅かそうと思って、俺は黎の声真似をしてみた


「井吹さん此処で何をしているんですか?」


「うわぁ!?何だよ千夜かよ脅かすなよ、黎かと思ったじゃないか」


「上手いだろ」


と、怪しげな笑みを浮かべた


「嗚呼!千夜見っけた!」


おっと、今は隠れんぼを遣っている途中だった
あれ?でも沖田は・・・


「総司も見っけ!」


あいつ一人だけ隠れてたのかよ


「次鬼ごっこ遣りたい!」

「良いよ、そんじゃ俺が鬼で良いよな」


コクりとうなづいて、勇坊だけにげた


「沖田なんで逃げないんだ?」


「ん?千夜ちゃんをからこおうと、思って」


龍之介、沖田、筒ぬけだから


「うわあぁぁん!」


「勇坊!?どうしたんだ!」

俺は急いで、勇坊の泣き声が聞こえる方へ走った

「・・・凜姉、美奈、新八さん、斎藤さん、どうしたんだ・・・その血」


勇坊の泣いた意味が解った、けど夥しいかえり血 が服から伝い地面に落ち 赤くなっていたのが不気味だった


「話は後にするから」


凜姉が呟くと四人は、井戸にある方へ歩いていった


「うわぁ!凜姉どうしたんだよ!?その血!」


千鳥姉の声が聞こえた、多分井戸に居たからびっくりしたのであろう










[*前へ]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!