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薄桜鬼君と一緒に
番外編二


黎Side


誠さん達は、大丈夫だろうか・・・考えるな誠さんは、道場の主だ倒幕の奴らに負けるはずが無い


「美奈、此処に来る前に戦いはどうなっていた」


「皐月、睦月、誠さんは道場を守っている。
だが大半の人は・・・殺されていた」


「急ぐぞ!嫌な予感がする」


「解ってるよ、馬鹿時雨 ただでさえ仁さんが居ないこの状況でこの村、戦力が少ないからな」


ふと時雨の方を見たらただでさえ鋭い目つきなのに、もっと目つきが悪くなっていた。


「時雨、抑えておけ今此処で切れても黎ちゃんには、勝てないから」


「解ってるわ!」


ゴゥゴゥ


「火の音が近いな・・・あいつら村に火を放ったな!」

空奈がいらついた口調で 近くに有った木を殴った


「落ち着け空奈、今此処で木に当たって意味が無いだけだぞ」


「解ってるよそんなこと は、これからどうする」


「忙しくなるな・・・美奈、空奈、お前達は皐月と睦月の援護を頼む。黎と私は父上の手伝いだ」


「「「嗚呼」」」


「危険になったら、村の外の一本杉に待ち合わせだ。良いな行くぞ!」


時雨の合図で俺達は、散った。それぞれの持ち場に移動をした。








‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


「誠さん、大丈夫ですか?」


「黎!時雨!やっと来たか 俺だけじゃはがたたないから手伝ってくれ、こいつらは首を撥ねるか心臓を刺したら絶命する」


「わかりました」


俺は、紅葉刀と疾風刀を抜いて羅刹をたくさん殺した。だがうじゃうじゃと羅刹が出て来て、俺の体力が無くなりかけた時油断をしてしまい。ただの人に右目を斬られてしまった。


「っ!」


「黎、危ない!」


誠さんの声がした瞬間、見てみたら誠さんは、斬られていた。


「誠さん!!!!!」


急いで駆け寄ったが誠さんは、絶命していた


「黎、しっかりしろ!」


俺は、体力切れと大量の出血のせいか目眩がし、 時雨にもたれ掛かった。


「くそ此処までか!」


時雨がぼやいた瞬間、羅刹達は、倒れた一体何が有ったのか解らなかった


「君達、大丈夫か?女の子の方は、右目を怪我しているな。急いで治療しないとな」


バタン


「おっと危ない」


これが最後に聞いた声だった・・・

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あきゅろす。
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