零を背負いし第八の守護者
prologue
ー零番隊執務室ー
ヒラッ
貴「地獄蝶?」
〈零番隊隊長壱乃城 陽向様、総隊長がお呼びです。一番隊へおいでください〉
貴「……重國が?」
珍しいな……
重國が私を呼ぶなんて……
ガタッ
貴「ふぅ……行くか」
ヒュンッ
陽向は瞬歩で
その場から消えた
〜一番隊隊舎〜
フッ
貴「私に何か用?重國」
陽向が降り立ったのは
総隊長──山本源柳斎重國──の
目の前だった
総「おぉ来たか。 陽向……現世、日本の並盛町にボンゴレ10代目候補が居るとのことじゃ」
貴「!!…やっぱり"沢田綱吉"よね?」
総「そうじゃ」
…ティモッテオ…
やっぱり…ザンはダメなんだね…
"ボンゴレの血"
─ブラッド・オブ・ボンゴレ─
を継いでいない養子だから……
貴「なら…彼等…ジョット達との"誓い"を守らなきゃね…」
総「うむ。お主に現世での長期任務を命ずる」
貴「……御意」
シュンッ
陽向はそこから消え
零番隊の自室へと戻っていった
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