零を背負いし第八の守護者
標的1:イタリアからやってきたアイツT
ーイタリアー
とあるバーの扉が
キィ…と音をたてて静かに開いた
男1「リボーンか…またオヤジに呼びだされたようだな」
男2「人気者はつれーなー今度はローマか?ベネチアか?」
?「ジャッポーネ(日本)だ」
と、男の問に答えたのは
ボルサリーノを被り、カメレオンを
頭に乗せた
子供というには幼すぎる
小さな赤ん坊だった
男2「!!なに!!」
男1「オヤジのヤツとうとうハラ決めやがったのか!」
男達に背を向け
小さなヒットマン(殺し屋)は
静かに呟いた
リ「長い旅になりそうだ」
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ー所変わって日本、並盛中学校ー
今の時間は体育の授業で
バスケをしていた
…と、ツナへとパスがいった
「ツナパスいったぞ」
ツナに向かって飛んだボールは…
ベチャッ
ツ「ぶっ!」
ツナの顔面にクリティカルヒット
左頬に思いっきりぶつかった
どだっ
ツ「あいたー!」
ボールが当たった勢いで
ツナはコートで転けてしまった
「またかよー!」
「たのむぜツナ!」
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──
「おまえのせいで負けたんだからなーっ!」
ツ「…ごっごめん」
結局ツナのチームは負け
それをすべてツナのせいにされていた
すると先頭に居た生徒が
モップをツナの前に突き出した
「とゆーことでおそうじたのめる?オレ達貴重な放課後は遊びたいから」
ツ「え"っ!」
「んじゃたのんだぜーっ!」
「ファイトだダメツナ!!」
ツ「ちょっまってよっ!」
クラスメイト達は
ツナに掃除を押し付けると
さっさと教室へ帰って行った
扉の外から聞こえるのは
ツナをバカにする言葉ばかりだった
そして窓際へ移動したツナの視線の先
それは 陽向だった
貴「……あら?」
陽向が呟き視線を向けた先には
剣道部主将、持田剣介が居た
持「おまたせ京子! 陽向!」
京「あ、持田センパイ」
貴「ふぅ。別に私は貴方を待ってなどいないわ、持田2年生」
持「まぁいいじゃねぇか!行こうぜ!」
ツ「!」
3人で肩を並べて歩いていく姿を見て
ツナはヘコんで座り込んでしまったのだった
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