[携帯モード] [URL送信]

Cross Road
アズの声(秀)



「…や…嫌…」

俺が触れるたび…震える体…。

なんか…跡…つけたいな。

秀は初めて女の首…鎖骨(サコツ)のあたりにキスマークをつけた。

赤くアズの体に残る跡…なんだか興奮した。


「や…やめて…高柴くん」

胸へと舌が近づくと、アズの抵抗の声が大きくなった…。

そんなに…舐めてほしくないんだ…


「…っ…嫌…!」

わざと乳首ばかり舐めた。舌で転がしたり、甘噛みしたり…。

嫌?体は喜んでるようにしか見えないけど…?



『………。』

「!?」

秀は抑えつけていたアズの手を離した。

…これで両手が自由だ…

いい声で鳴けよ…。


秀がニッと笑うと、アズが怯えた…。




「!」

秀は両手でアズの胸を揉んだ。舌も使った…。


「…や…あっ…嫌ぁ…」


嫌…?それにしては…反応良すぎじゃねぇ…?


「…あっ…やんっ…」


秀は、アズが出した声に、なぜかドキッとした…。


…我慢できなかったのか…

恥ずかしそうな顔をして、横を向くアズ。

…もっと…もっとその声…

『…その声…もっと聞かせて…』

「!」


…ぷっ…目が泳いでる…。

なんか…おもしれぇ…

…いや…可愛い…?


初めて自分の中に芽生えた感情…。
それが、何かはわからないが…秀の体は、アズによってホテってきていた。


「…ん…!?」


…この女…

アズを抱きたい…。

誰かをどーかしたいなんて初めて思った秀。
すぐにでも突っ込みたい気分だったが、そこは冷静だった。


ダメだ…まだ…

アズを…俺が欲しくてたまらなくしてからだ…

じゃないと…俺に従順にはならない…。



キスをしながら、右手はアズの太ももへ…。

すべすべしてる…そう思いながら、手を上へ。

「!」

アズが顔を背けてキスをやめさせた…。

「…や…嫌…ダメ…」


…そんなに嫌かよ…。

アズは、涙をいっぱいためて首を横に振る。ちょっと落ち込む秀。

「…や…ソコは…ダメェ…ッ」

アズは秀のエリにしがみつき、小さく丸まった。

何…この小ささ…。

秀の胸にすっぽり収まるアズの小ささに、なぜかドキドキした…。


そして…スカートの中へ手が伸びた。

『!』

すると、アズのパンツは…ちょっと触ったら、指が濡れた…。ヌルヌルだ。

すっげぇ…濡れてる…。


『…なんだ…あんなに嫌がってたくせに…』

秀がしがみつくアズを突き放して見ると、アズは恥ずかしさで、困っているような顔をしていた…。

なんだ…結局、こいつもそこらの女と一緒か…


『すごい…濡れてるよ?』


ま、俺様の手にかかれば…こんなもんだよな…

アズの体を上から眺めようとすると…アズが胸を隠した。

なんか…イラッとした。


『…隠すほどのモノ…?』

「!」

あ…ショック受けてる…?

その目…

いーんだけど…


それより、さっきの声…


もう一回…聞かせて…


秀は…優しく濡れてぬるいパンツを触った。

「あぁっ…はっ…あ、んっ…い…嫌…」


…嫌…だと?

こんなに濡らしといて…?

こんなに…感じといて?


頭に来た秀は、そのまま指を突っ込んだ。

2本…ちょっと…キツい…?

…すげ…音が…。

かき回す秀。アズは必死に逃げようとしている…でも、体が動かない…。

「あっ…やぁぁっ…!」


気持ち良くて…逃げる気もしないか…。


今度のアズの涙は、快楽によるものだと思っている秀。

「やめ…お願い…です…」

手を止めないと、アズの顔がゆがんだ…。

「…っ…い…痛っ…」

『!』



…え…!?

秀は驚き、慌てて指を抜いた。




[前へ][次へ]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!