Offering
人参色。(佐助×政宗)☆
校内で、それは起こった。
「おい、人参」
そう云うのは隣のクラスの伊達って人・・・だっけ?
違うクラスだからあんまりよく知らないけど・・・。
「な・・・・・ッ!?」
確かにオレンジ色の髪ですけどね!?
ここまであからさまに云われたのは初めてだ!!
「誰が人参だって?」
「Ah?アンタ以外にいねぇだろ」
「・・・そりゃそうかもしれませんがね」
だからって初対面でどうなのよそれ。
いや初対面じゃなくても駄目だと思うけど!
「何ソレ嫌味?」
「見た目どおりのあだ名ってだけだ」
「・・・・・」
どうしてこんなに頭痛くなるんですかね。
・・・っていうか、絶対関わりたくない人種なんですけど。
「で、そのあだ名披露は分かったからもう行っていい?俺様にも用事があるんで」
「Ah?アンタの用事ってのはどうせ真田に届ける団子だけだろ?」
「・・・・・だったら何?」
「少し付き合え」
「ヤだよ面倒臭い」
何が悲しくて短い授業の間の休みに、よく知りもしない奴について行かなければならないんだろう。
「いいからちょっと来い」
「・・・・・」
黙って身を引いたらその腕を捕まれる。
「離してくれない?」
「Ha!やなこった」
「性格悪・・・・・」
ボソッと呟く。
「喧しい。早くしろ」
「・・・はいはい・・・・・」
もう仕方ないので諦めて伊達についていく事にしたのだった。
そのあとに元に戻れなくなるような後悔をするんだけど・・・
ソレはまた、別の話。
(俺様が人参なら、あんたは何になるんだろうね?)
まつりか様よりブログにてリク
伊達が佐助の髪の色を見て「おいにんじん」と言うところから始まるサスダテ
見方によってはダテサスにも見える。
でもサスダテと言い張る。
この後佐助は政宗に告られるんだよ、きっと。
で、拒否るんだけど聞く耳を持たない政宗に呆れて、結局付き合う・・・みたいな。
こんなのでよかったのかしら。
リクありがとうございました!
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