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I miss you......



狂った愛は、

二度と元には戻らないから。




【I miss you...】




「ねぇ、雲雀さん・・・」



かつて使っていた呼び名。


恭弥、じゃなくて、雲雀さん。


まぁ、彼の名をどう呼ぶかなんて、今はどうでも良い事なんだけれど。


「何時まで寝てるんですか・・・?」




そんな事、俺が一番分かってるんじゃないか。


眠るように俺の横に横たわっている彼のシャツは、真っ赤に染まっている。










何故って、俺が殺したから。



愛しすぎて、殺した。


俺以外、誰にも近寄ってほしくなかった。


恭弥は俺だけのもの、
なのに、どうして他人に彼を晒さなければいけないんだ。


そんな俺の独占欲と、
狂った愛情から生まれた俺の考え。



彼の命を奪って、その亡骸を独占しよう。

そうすれば、もう俺から離れられないから。





「雲雀さん、俺の為に死んでください。」


銃口を向けて、そう呟いた。
彼は目を見開いて、今まで見た事もない悲しい顔をして。

なのに、


「君の為に死ねるなら構わないよ。」


なんて、言うから。

何で抵抗してくれなかったんだろうか。
きっと彼なら逃げることも


俺を・・・殺す事もできたのに。


ひきがねをひく瞬間に見せた彼の頬を伝う涙が、それはそれは綺麗で。

酷く目に焼き付いて、離れてくれないんだ。




「雲雀さん、俺は間違った事をしてしまいました。」


俺は、貴方を自分の物にする事だけを望んでいたのに、
目を開かない貴方を見ると、涙が止まらなくなるんです。


「ねぇ、起きて、恭弥・・・。」


幾らでも謝ります、何でもします、だから目を開いてください。


今更分かったんだ。



冷たくなった貴方を抱きしめたって

その青ざめた唇に噛みついたって、何も満たされない。



「そうだ、銃弾があと一発入ってるんです。」


貴方のもとに行けるかは分からないけど、

地獄に墜ちても良いから、せめて償わせてください。


そう言うと、死んだはずの彼が、少し微笑んだ、気がした。




「待ってる」

そう言いながら。







笑顔でひきがねをひいたのは、初めてでした。











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狂ったツナ。

ただ雲雀さんを自分のものにしたくて、殺しました、って
酷い。
私は何が書きたかったんだろうか。←

でも、こんな話が好きでたまらない(苦笑) 


たまにはギャグも書いてみたいなぁ、なんて思ったりします。



 
  

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あきゅろす。
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