第一章 05 side"S"
第一章 05 名前呼びside"S"
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前から気になっていた貧乏人、間中 敦をペットとして買うことにした。まぁ、それに至るまで自分なりにイタイことをしたが、後悔はない。
「あ、あっ!……んぅ」
ヤってる時の表情が堪らんしな。
「敦、出すぞ。」
「中……は…………やぁっ!」
エロい顔してそう言われたら中に出したくなる。
「あっ………」
最後に深い口付けを交わす。
息を吸うタイミングが掴めないのか苦しそうにしている。
ああ、こいつをもっと泣かせたい。
「敦、一緒に風呂に入ろうか。」
抱きしめて耳元に囁き、そのまま抱き上げて浴室へ向かう。敦を一旦、風呂イスに座らせシャワーをつける。そのまま精液でベトベトの敦の身体を流してやる。
昨日つけた北斗七星。
正しくはキスマークで北斗七星をこいつの腰につけた。あの後、風呂の鏡で気づいた敦の顔最高だったな。
あ、思い出したら笑えてきた。
次は何座にしようか?
定番のカシオペア座かオリオン座か?
これ毎日やってたら彼奴の体、まるでプラネタリウムだな。
「ぶへっ!顔にかかって…ま、ぶっ」
「濡れてもエロいな」
「ちょっ!な、何言ってるんですかっ!」
カァーと顔を赤く染めてそっぽを向く。
本当、可愛いな。けど一つだけ気になることが一つ。
俺は未だ名前で読んでもらっていない。
「敦、俺の名前は何でしょうか?」
「へっ?あ、えっと…賀来 慎吾さんです。」
突然の問にポカーンとしている。
「なら、名前で呼べ。」
「名前…ですか?」
そのまま百面相して暫くしてからようやく口が開いた。
「し、慎吾さん…」
名前を呼ばれた瞬間、胸が熱くなる。
それと同時にもっと呼んで欲しいと言う欲もみせる。
「慎吾さん…?」
不安そうに此方を見ている敦が可愛い。
むしろ虐めたくなるぐらいだ。
「何て言っているか聞こえなかったな。」
「うぅ……」
困った顔も堪らないな。
「俺の名前は何ですか?」
「賀来 慎吾さん…です。」
「なんて?」
「し、慎吾さんです!俺の御主人様です。」
ヤバイな。
もっともっと虐めたい。俺しか見れないように躾けたい。めちゃくちゃにしてやりたい。
それだけこいつにハマっている俺自身に驚きが隠せない。
「良いだろう。褒美としてさっきより濃厚なセックスしてやるよ。」
「はぅぅ…」
この先ずっと俺しか見れないようにしてやるからな。覚悟しとけよ敦。
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