「そろそろ、お昼ですね。皆さんご昼食をとられてはいかがでしょう。」 これ以上、馬鹿な事に付き合ってられないし、副会長キレてるし…… 「そうですね。さ、行きましょう、矢那。」 「え、ちょ、俺は千裕と食べ……「いってらっしゃいませ〜」うぅー」 誰が変態と食べるかよっ。 おめぇは副会長に色々されてろってんだ。 「んーじゃあ、僕はちー君と♪」 「ちひ、ろ…は、おれ、と」 「行きません。俺は会長と行きますので。」 そう言って会長の腕を掴む。 「……はっ?俺様は矢那と「例のことバラされたくなかったら、俺の言う事を聞いてください。」……分かった。」 「ちぇー、じゃあ、みーちゃん行こっ」 「ふほん、いだ、けど……」 「みーちゃんまでひっどぉーい!」 「しか、たがな…いこ、と」 なんだかんだ仲良いんだな。あ、変態同士気が合うからか。成る程納得。 「おい、高梨。」 「何でしょうか?」 「一週間、四六時中共に過ごすってことは……寝る時も一緒なのか?」 ……………………会長よ、んなわけないじゃないか。 流石の真智だって寝るのも一緒って言うわけない………よ。きっと。 「…後で確認してみます。とりあえず、食堂へ向かいましょう。」 「ああ、そうだな。」 生徒会全員+モッサリ君が食堂へ入るとキャーやらギャーやら、色んな悲鳴が飛び交っていた。 あ、俺は入る直前に身を引っ込めました。 だって、あの集団と一緒に歩きたくないし。それにこの中の何処かに待機している真智を、捕獲しなければならない。 「あれwwwちー。なんで一緒に行かなかったん?www」 腐男子、発見。 捕獲 始末 →殴る 「このボケがぁぁぁぁ!」 バギィィィィィ 「っいてぇww!お、親にもぶたれたことないのにw」 「チョット、面貸せよ。」 「は、はい………」 騒がしい食堂をでて人気のない場所へと移動する。 「お前があんなこと言うから、変態共に変な目にあったじゃねーか!」 「えっwwナニかされちゃったの??ww」 「お前のことだからどうせ見てたんだろ。隠しカメラで。」 「バレてましたかwwうん、ちー可愛かったねっwww」 「もう一発いっとく?」 「すんません…それより、聞きたいことあんじゃね?www」 あ、そうだった。真智見たら無性に殴りたくなったから、忘れてた。 「あのさ、夜さ……会長と寝なきゃダメ、なの?」 ≪backnext≫ |