Let's action！
Vol.02
『ねぇねぇ。あたしって、本当にマネージャーやるの？冗談とかじゃなく？』
財「冗談な訳ないやろ。どうせなら、３年の教室まで行って部長やらヘタレに確認とってみるか？」
『そうだったね！！！冗談もクソもなく私がマネージャーやるんだったね！』
財「分かっとるやんボケ。」
『ぼっ・・・・・！？』
財前くんはやっぱり毒舌です。
『ほら、財前くん。部活の時間ですよ。』
財「・・・・・・・・その“財前くん”ってのやめや。」
『え？・・・・・・・・・・・・財前殿？』
財「お前やっぱアホちゃうか？なんで殿になんねん。」
『ばっかやろう！！普通に考えて“君”の次は“殿”だろ！？』
財「生まれてくる時代間違えたんとちゃう？平成の人間やないやろババア。」
『ババア！？１４歳の多感なお年頃の女の子に対して“ババア”！？お前面かせや。』
財「あ゛ぁ゛？『うっそ〜☆ごめんなさい嘘です〜（滝汗）』・・・・。」
『・・・・・・・なら何て呼べば・・・・ハッ！！』
財「（やっと気付いたんか。）」
『財前氏〜〜〜〜〜〜＾＾』
財「お前いっぺん死んでこいや。」
『何故！！！？』
なんだよ財前の野郎。他に何があるっつうんだよ！！様かっ！？もうそこは様にしちゃうべきなのかっ！？近頃の財前はよくわからんわ〜。
・・・・・ん？財前？・・・・・・・・そうかっ！！呼び捨てがあったわ！！！１番やりたかったのにすっかり忘れてたよー＾＾なんだよ“氏”って・・・。
では改めて。
『財前、部活行くぜっ☆』
財「・・・・・はぁ・・・・。光でええわボケ」
『なんとっ！！！！まったく〜素直じゃないな〜光きゅんは！』
財「うっさい黙れカス」
『またまた〜。』
財「（なんかこいつウザなってない？）・・・・・ちゃっちゃ行くぞ。」
『うへへへ〜光〜＾＾』
財「キショイわっ！！！」
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