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Let's action!
Vol.01
 私は「相澤 麗」。ごくごく普通の中学2年生!

悠々自適な平穏ライフを過ごしている訳で。



『今日は帰ってから夢小説の続きを読んで〜グフフフ』



え?嘘つきだって?ごくごく普通なくせして変な単語が入ってるって? 夢小説は普通でしょ?←

 家には今日、誰も居らず私一人だけしかいない。

そりゃあ少しは寂しいかもしれないけど、好き放題できるからね。



『ってことで!!パソコンやり放題だぁ〜vV』



いつものようにパソコンを起動させ、夢小説を読み始める。



『やっぱ良いわ〜テニプリvVトリップできたらなぁ〜。私の毎日も変わるんだろうけど・・・。』




日常が楽しくないわけじゃない。

学校へ行って喋ったり、こうやって夢小説読んだりして萌えるのだってすっげー楽しい。

でも、何かが足りない。刺激っていうのか、高い萌えポイントっていうのか。

とにかく、そういう非日常的な部分に飢えてたりする。

だって、愛すべきテニプリの世界だったら、萌えに飢えることもなければ、何か青春の1ページをめくれそうだし。

何より、財前や赤也達と同い年!他にもチョタとかピヨシとか桃ちゃんとか海堂とか・・・。これが1番重要だ。

妄想もね、凄く楽しいんだけど・・・やっぱりリアルで味わいたいよね!

もうこの際、夢オチでもいいから。エセ神様でも天使でも堕天使でも悪魔でもいいから、私のお願い叶えてくれよ!ちょっと腐っちゃってるけどさ!




『トリップしてぇ〜!!ってかさせて下さい!!誰でも、どんな奴でも良いからァ!!』





「・・・・・・・・・」






 まぁ、そうなりますよねー((泣 願っただけで本当にトリップできたら苦労しないっての。

そんなんなら今頃もうテニプリの世界だし。




『うん。なんか泣きたくなってきた。それ以前に独り言多いな私。凄くイタイ子じゃん。』




どうしようもないね、あたし。部屋に戻ろうか。そうだよ、部屋でテニプリを読もう。



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あきゅろす。
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