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永き夢路への扉
第38話 なんだよそれ…
「…これは父さ…いや、学園長から聞いた話なんだが…



ルディナが国王に書状を持ってきたらしいんだ。」



「書状ってなんだ?」



「…簡単に言えば手紙みたいなものだ。
そこには要件を飲まなければ戦争を起こすという様な言葉が書かれていたらしい」




はぁ!!?
なんだよそれ!そんなもん戦争すると同じゃねえか!」


俺はつい、声を荒げてしまった



「カイ!もう少し声を抑えろ


「わ、悪い…で、要件って何なんだ?」



そこが重要だよな



「…それは……」


俺が問いかけるとヒナタはいきなり口籠もって俯いた



「なんなんだよ〜?」




「……今は言えない」


ヒナタはそれだけ呟くように言うと、さっさと歩き出した



「…なんだよそれ」


俺は訳が分からず首を傾げながらヒナタの後を追った









俺たちの話を誰かが聞いていたとは知らずに…


「なるほどねぇ…こりゃ退屈せずに済みそうだ…♪」

その者は呟いた…



妖しい笑みを浮かべながら……





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あきゅろす。
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