永き夢路への扉
第37話 戦争…?
「…いいか、ルディナまでは長いんだ。今回はたまたま相手が弱かったらいいものの、いつ襲われるかわからないし、僕らのどちらかが死ぬことだってあるかもしれない。」
「そんな…っ」
「ましてや、僕らのこの旅は一歩間違えれば戦争にだってなりかねない」
「…どういうことだよ、それ…」
自分から出た言葉が少し震えているのがわかった
「言葉の通りさ。ルディナはこの国に戦争をけしかけているんだ」
ヒナタは周りを少し警戒しながらカイに話し出した
「…いいか、今から僕が言うことは本当の話だ。聞いたらすぐに忘れるんだ。」
(すぐに忘れたら言う意味ないんじゃ…)
俺は心の中でツッコミを入れながらヒナタにうなずいた
.
†戻る††次へ†
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!