永き夢路への扉 第1話 起床 「…き…ろ…起きろ!カイ!」 『うわあぁぁぁぁぁ!!!』 Σかばっ!(飛び起きる) 「Σ(びくぅ!)」 辺りを見回した。そこはれっきとした俺の部屋で 『…っ…ハァハァ…ゆ、め…?』 額に流れる冷や汗を拭きながら横を見た。 「いきなり飛び起きるな!」 そこには驚いて目を丸くしたヒナタがいた 『…なんでヒナタがいるの?』 俺が呆然としていると 「…今日は何の日か知ってるか?」 『え?今日は…えっと…(今日は何もなかったはず、だよな)』 俺が腕を組み、真剣に考えていると 「…今日は実習訓練だ。」 ヒナタがため息をはきながら言った 『Σそう!それそれ!(忘れてた!;)』 「…忘れていたな。わかっているのか?今回の訓練の担当はあのクライシス先生だぞ!?遅刻なんてしてみろ!ただでさえ君は講義をサボってばかりい『だーーー!!わかったって!要は訓練に遅刻しなきゃいいんだろ?』 「…わかっているならいいさ。だが、今何時か知ってるか?」 『へ?』 俺は時計をみた。 8時50分 「…ちなみに訓練は9時からだ。先に行ってるぞ。」 俺は急いで支度をして部屋を出た。 †戻る††次へ† [戻る] |