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Stealth war
イーグル
三人は奥へと進んでいった
ティフォシは"シーカー"のサーマルを使って周りの温度に気をつけて
スコールは普通の人より発達している"五感"をはたらかせ
ツナは"光学迷彩"を使用し、
進んでいった。
歩くにつれ後ろの入り口から来る光が少なくなり
上にある巨大な電球の明かりによって周りが照らされていくようになった。
シーカーは人の温度を捉えた
ほぼ同時にスコールはつぶやいた
「敵か?」
「あぁ 人の形の反応だ」ティフォシは頷きながら言った。
「壁の向こうだ」そう言い、ティフォシは敵と三人の間の壁にピッタリとくっついた。
そして シーカーのスイッチを押した。 とたんに周りの音が全て同じ大きさで聞こえた。
自分の息 敵の声 壁を擦る自分の戦闘用スーツの音
またティフォシはシーカーのスイッチをさわった
シーカーをつけている目にはメーターが見えた
目を動かすことによって聞こえてくる別々の音の音量が変わった
息の音が大きくなったと思ったら、そのうち敵の声が大きく聞こえてきた。
ティフォシは二人に目線で合図をした
二人は頷き首筋のあたりに指を当てた。
「……ーグルは、何を考えているのか知ってるか?」
「ああ イーグルはこの時代を征服し未来の世界をその流れで征服しようと考えているようだ 核の力で、と聞いた」
「核か… 今初めて知ったよ」
「核はどうやって撃つのかな」
「それなりに発射装置が要るはずなんだがな」
敵たちは黙り込んだ。
「そろそろ 戻らないと あの曹長が怒り出すぞ」
「そうだな またな」

二人は物音を出来るだけ立てないように敵から見えない位置に移動した。
敵の二人はきびきびと歩いていった。
「あんまり情報が得られなかったな 得られたと言えばボスは多分イーグルというコードネームだ」スコールは言った。
「あとは部下たちは核の発射の方法を知らない もしくは 無い と言うことか」ツナが言った。
「一度出ようか」
「そうだな」
三人は来た道を引き返していく

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