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Wonderful days
口論勃発?
話を終えて、青学に戻って来た二人。
その間、沈黙が降り注ぐ。
奏汰の歩んで来た過去を知ったスミレは、何を云えば良いのか判らなかった。

「スーミレちゃん、普通にしてやって」
「……そうだね」

話をしながら歩く。
すると、

「ボクは行かないぞッ」
「これは決定事項だ」
「ちーがーうー!!」
「違わない」
「今日のハチミツくん、意地悪だ〜o(T□T)o」

奏汰と国光の云い合う声が聞こえる。
どうやら、合宿参加についての事が伺えた。
雪斗は、止めようとするスミレに、「静観しようぜ」と軽いノリで告げ、近くの壁に凭れ、二人の口論に、耳を傾けた。

「ボクは氷帝の生徒だぞ」
「その前に、お前は俺の従妹だ」
「青学の中から連れてけば良いだろ。例えば、女子テニの娘とか。それが事の道理だ」

国光は、黙って奏汰の云い分を聞いていた。
が、奏汰を見る眼差しは、鋭い視線のままであった。

「それに、ボクにも予定、と云う物があるんだぞ」
「ほう。その予定とやらを云ってみろ」
「山手線一周旅行するんだぃ」
「すぐ迷子になるだろう。却下だ」
「何でさ!!」
「俺は迎えに行けないが?」
「はぅっΣ( ̄□ ̄;)」

どうやら、お迎え有り、で考えていたようだ。

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あきゅろす。
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