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あたしにリボンをかけた人
忘れてゆけたらいいの
おそろいの鍵も
ひとつずつ増えてく水色の煙草も
あたしはあなたの持つ
何秒を手に入れられたの?
どれだけ同じもの見てこれたかな?

聞きわけいいでしょ?
最後くらいはね
わがままも言わないよ
困らせたりしない



赤と白の夕暮れ
リボンを揺らして待ってた
一枚膜がはった思い出
よく晴れた日に
あなたと自転車でお散歩
そんなあたしの夢も
枯れてしまった
枯れてしまった

何かしたくなるのは
好きの証拠でしょ?
空回りするのはひとりよがりだから
あたしはあなたの暗闇をどれだけ食べ尽せたのかな?
そして後悔をさせてしまったのかな?

天使になっても
悪魔みたいに笑う
あたしにしかわからない
わがままを言ってよ

坂道を走るうしろを
何回も追いかけた
少し気にしてくれるあなたを思い出した
あたしは何度でも心に思ってた
一番あなたを好きなのはあたし。


どんなに願っても
一度のキスで消えるなら
あなたのさみしさのせいね
贅沢なんてしなきゃよかったなぁ


あなたがいる時間が
宝物になったら
いつでもはにかむ八重歯浮かべて泣くよ
あなたを幸せにする
これからの彼女へ
いつでも彼を揺らしてあたためてね




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あきゅろす。
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