short *● Halloween! (前編)<オールメンバー> 10月31日…… ハロウィーンの日… 暁アジトの自室で名前は、魔女の仮装服を着ていた。 『よーし!!今日はいっっぱいお菓子もらお♪』 名前はお菓子を入れる為の袋を片手に、自室を出て行った。 『ん〜まずは…部屋が近いサソリからっ!』 そう言って名前はドアを三回ノックしてサソリの部屋へ入った。 『Trick or treat!』 名前はサソリの部屋に入るなり、大声で決め台詞を言った。 蠍「あ?もうそんな時期か。 ………ほらよ」 『っと!』 サソリが投げた瓶を名前が慌てて取る。 名前はサソリから受け取った瓶の中に入ってる透明の液体を見つめながら、サソリに『何?これ?』と疑問を投げつける。 蠍「…媚薬だ」 『…はぁ!?』 蠍「クク、俺が作った奴だから効果絶大だぜ?」 『こんなのいらないっ!!//』 蠍「…そのまま持ち帰るのと、今この場で媚薬を飲むの…どっちがいい?」 『!!も、持ち帰ります!!///』 身の危険を感じ取った名前は走って部屋を出て行った。 サソリの部屋を出た名前が次に向かった場所はリビング。 名前はリビングに入るなり、サソリに言ったのと同じ言葉を大声で言い放つ。 リビングにいたのは不死コンビと鬼鮫とデイダラだった。 飛段とデイダラは 待ってました! 的な顔で名前の方に物を持って行く。 『有難う!!』 泥「中、開けてみろよ…うん♪」 名前が2人から受け取った物はお菓子ではなく、綺麗にラッピングされた長方形と正方形の箱だった。 デイダラと飛段が異様にニヤニヤしているのを気にしながら、2人から貰った箱を開ける。 ……そして箱の中身を見た名前は顔を真っ赤にさせながら絶句した。 飛「デイダラちゃんと選んだんだぜ!」 泥「ちゃんと使えよ?…うん」 2人が渡した物とは…… 長方形の箱→太いバイブ 正方形の箱→ピンクのローター 飛「ん?声が出ねぇー程嬉しかったのかよ!?」 泥「この玩具新作なんだ。喜んで当たり前だ!うん!」 『よ、喜ぶ訳ないでしょー!!///』 飛「ゲハハハ!!照れるなって!そのバイブ持ってきたらいつでも相手してやっからよ!!」 泥「オイラも入れて3Pだぞ!うん」 そして飛段とデイダラはゲラゲラ笑いながら、変態な話に花を咲かせていた。 それをみた角都はため息をついた後、名前に「菓子じゃなくて悪い」と言いながら、札束を渡した。 『ううん!有難う!!角都♪』 鮫「名前さん。私からこれを差し上げます」 鬼鮫が名前に渡した物は色々な形があるクッキーだった。 やっとまともな物を貰えた名前はニヘラと笑ってクッキーを食べた。 『美味しい!!有難う鬼鮫♪』 鮫「いえいえ」 リビングにいる人たちから物を貰えた名前はまだ、自分にお菓子をくれてない人たちのとこに行く為、リビングを後にした。 * 後編へと続く [*前へ][次へ#] [戻る] |