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〇 私の恋って…? <サソリ>



最近ぼ〜っとする事が多いな、と団子を食べながら思う私。


そんな私にイタチが話しかけて来た。






鼬「最近上の空みたいだが…どうした?」



泥「調子悪いのかい?…うん?」






嗚呼…2人には余計な心配かけちゃったな…


鬼鮫も心配そうな顔して見てくるし…






『ん〜調子が悪い訳じゃないんだけど…』



鼬泥鮫「…だけど?(うん)」



『なんか心が痛いって言うか…切なくなるって言うか…』



泥「恋、だな…うん!」



飛「ゲハハハ!!その通りだぜ!デイダラちゃん!!」



『(いつの間に…)って…私が、恋…?』



飛「多分なぁ!いいかぁ?名前!恋ってのは、相手を思ってると切なくなり相手が異性と話している所とかを見てたら胸がモヤモヤする…それが恋だ!!」






飛段が話してるのを聞いた時に頭に浮かんだのは…サソリ…。


でも、確かに私はサソリの何気ない優しさや仕草、不適に笑う顔にドキッ、とした事がある…。


じゃあ私はサソリを…?


そう私が恋に自覚したら何故か顔が火照ったのが分かった…






『…サソリィ……』



泥「うん!?相手はサソリの旦那だったのか!」



鼬「サソリさんか…。ナンセンスだ」



飛「俺かと思ってたぜ…(ボソ)」






皆がなんかグチグチ言ってるけど気にしなぁーい!!


…サソリに恋してるのが分かった途端…一気に想いが溢れ出て来た…


嗚呼…会いたい…


今の私の頭の中はサソリでいっぱいになっている…

…こんなにも恋しいだなんて…こんなにも切ないだなんて…こんなにも会いたいなんて…


こんな気持ちは…初めて…



私がそう思っているとリビングからサソリと小南が入って来た。






泥「2人で来るなんて珍しーな…うん」



蠍「あ?…付き合ってんだから当たり前だろ」






サソリの言葉が胸に突き刺さった様な気がした…

何度も何度もその言葉が頭を駆け巡る…


…目の前が涙で歪んだ気がした…



そんな私に気付いたのか…イタチは私の方を心配そうな目で見た後、すぐにサソリの方へと向く。






鼬「…お二人は本当に付き合ってるんですか?」



小「そんなん嘘に決まってるでしょ?」



『へ…?』



小「サソリの悪いジョークよ。それに私にはペインしか見えないわ」






それを聞いた時、私の中にあった不安は消え、安心して膨大な息をはいた。






蠍「クク、何だ?安心したのか?名前」



『…うん。凄く安心した…』






…あれ?何言ってんだろ…私。
もうこれ、告白したのと同じじゃない…?


ほら…だって皆、驚いた顔で私の事見てる…


嗚呼…でも溢れる想いは止めれないよ…






『…ずっと好きだったの!…サソリの何気ない優しさとか…仕草とか…っ!?』






私の言葉は最後まで言える事はなく…

気付いたらサソリの腕の中にいた。






蠍「…バカ野郎!…俺の先に言いやがって…」



『えっ…?どうゆう事?』



蠍「…だから…好きだっつってんだ!!」



『…うん//』



蠍「ったく…毎回積極的にやって来たのにお前が中々気付かねーから…告白するタイミングを逃しちまったじゃねーか…」






そう言った後…私の唇にサソリの唇が重なった。


キスだと分かった途端…今まで以上に顔が熱くなった…。






蠍「…おいおい、キスだけでこんなんだったらこの先もたねぇーぜ?」



『//頑張る…』



蠍「クク、そうかよ」






そして私の頭の上に手を置きわしゃわしゃされた為、髪が乱れた。


その乱れた髪を慌てて直しながら、サソリを見てつい微笑む。


それに気付いたサソリも見た事がない優しい笑みを浮かべて2人で笑いあった。




――この穏やかな時間が無くなりませんように…











end.

(…オイラ達が居る事忘れてねぇーか?…うん)
(…人前でイチャつく等ナンセンスだ)
(イタチィ!嫉妬かぁ!?)
(…あぁ。お前もそうだろ)
(………………)





〜 アトガキ 〜

アンケートのコメントにサソリの話が見たいとの事だったので書いてみました!


…なんか凄くゴタゴタじゃなかったですかね?


と、まぁアンケートでリクエストを下さった蠍love様!!
有難うございました♪

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あきゅろす。
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