2 『ん〜最初は下着から買おうかなぁ…』 そう言い、まずは下着を上下お揃いのやつを五セット買った。 『やっぱ私も忍だし…そーゆー服を買わないとね〜』 そして名前は忍の服があるブランド店へ入った。 「いらっしゃいませ。」 『あの…身軽で動きやすい服が欲しいんですが…』 「それならこちらがオススメです。」 名前が定員に渡された服を見る。 その服は黒基準で上は胸元が少し開いてる様なもので、下は両側にスリットがはいったミニスカ。 そして短い黒のスパッツ付き。 『わぉ…露出度高め…』 「露出度は高いかもしれませんが、身軽さや動きやすさではそれがピッタリかと…。 それにお客様には似合うと思いますよ?」 『そ、そうかな…?まぁ見た目も可愛いし……これ下さい!』 そう言うと定員はニコッと営業スマイルで「ありがとうございます!代金は25万両です♪」と爽やかに言う。 『25万両って高い方なのかな…υ』 こちらのお金の使い方が分からない名前は先程イタチから貰った札束があるので、それを適当に出す。 『えっと…これで足りますか?』 すると定員は目を見開き「じゅ、充分ですっ!」と言い、札束の三分の一を抜き取ると名前に返す。 札束と商品を受け取った名前は店を出る。 定員は店の外まで見送り大きな声で「有難うございました!またのご来店をお待ちしております!」と頭を下げた。 そして名前は足早にその場から立ち去った。 『ん〜次はどこ行こう…。 なんかお腹空いてきたし、一楽にでも行こうかな〜』 名前はスキップしながら、どこにあるかも分からない一楽へと向かった。 . ←前へ次へ→ |