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あたし
学校へついても頭の中はクロちゃんの事でいっぱい…



授業に身がはいらずたびたび先生に「蓮?お〜い、蓮〜?え??無視?あれ??」と言われたり



休み時間は親友の宙留(みちる)に「ねえ蓮!聞いてる〜?ちょっとちょっと!蓮ってば!!……これは彼氏が出来たな…こっこの裏切り者!!…うっ嘘だよ!おめでとう!!」と泣きながら罵られたり祝われたりした



が!
今の私には関係ありません!!



授業が終わった今!
私の使命は早くお家に帰ること!ただそれだけ!!!



帰りのホームルームが終わるのと同時に私は教室を飛び出した



「蓮!まだ終わってねーぞ!!!」



「先生…今の蓮には何を言っても無駄ですよ…」



「えっ?なんでた?宙留」



「おとこ…それしかありません…boyfriendですよ」



「そっ、そうだったのか…若いって…いいなあ…しかしお前英語の発音いいな…」



「ええ…」



そんな事を先生と宙留がはなしているとは露知らず私はウキウキと家に向かって帰るのでした



「クロちゃん待っててね〜!!」








――――――――――――



「くしゅっ」



「お?なんだ?クロ助、風邪っぴきか?」



「にゃ…?」










あきゅろす。
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