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風×骸
君に出会った日から X(完結)
骸「フォン、いったい何を・・・?」

首筋に冷たくて湿り気のあるものが触れる。すると、そのまま上に伝っていく

骸「んっ・・・は、ぁ!」

ゾクゾクして勝手に声が上がってしまう。次は耳殻を舐められてから甘噛みされて、鎖骨にキスを落とされる。

もちろんそのような感覚に敏感な骸の口からは甘い声がもれ、体が跳ねる事が抑えれない。

骸「ゃ、やめて下さい。・・・ぃッ、フォン!何するんですか!?」

骸の細い両手首はフォンの大きな手によって抑えつけられ、髪を結っていた糸をはずすとベットのパイプに骸の両手首を縛り付けた。

骸「いたいです。はずして下さい・・・フォン!?」

するとシャツの下に、するりと手が入ってくる。

骸「冷たッ、何考えてるんですか。なんで、こんな・・・」

そんな骸の問いかけに聞く耳も傾けず、風は骸の服の下に微かな突起を見つけると指先でそれをはじく

骸「あッ、ふぅあぁ!」

すると、そこは少し硬くなる。風は骸の迷彩柄のシャツをその突起の上まであげると

舌でなめたりキスをしたりしたそんな事をされるうちに、骸の目からは涙が流れてきた。

(骸:なんで、こんなこと・・・)

あまりの恥ずかしさに、骸がギュッと目を閉じると風の行動は止まった。その代りにカチャカチャというベルトをはずす音が聞こえてくる。

骸「フォン!そ、そこはダメです!もう、嫌です、やめて下さい・・・ぁ、ふぅ!ん―・・・

ガチャッ

髑「失礼します。骸さ―・・・ま?」

そこで彼女・・・もとい、クローム髑髏が見たものは、言うまでもなく彼女の頬を真っ赤に染めるのには十分だった。

髑「骸・・・さ、ま?」

骸「ク、クローム!誤解です!これは・・・その、そういう事でなく!ちょっと、聞いてますか?クロ―・・・」

髑「し、失礼しました!あの・・・ごめんなさい!」

バタンッ

クロームは勢いよく扉を閉めるとパタパタと去っていった。

骸「ああ、絶対に誤解されました。もう、クロームに顔向けできません!」

風「すみません、骸・・・」

風が嘆いている骸の肩に手をのせようとするとすると骸の体はビクッとはねる

風「・・・・・。そんなに、嫌われてしまいましたか。」

骸「ち、違います!今のは・・・ビックリしただけで」

風「いいんですよ、言い訳は」

骸「言い訳じゃ・・・・フォン、こっちを向きなさい!」

すると、骸は左手で風の胸ぐらをつかみ右手で目を覆ってから深いキスをした。

風「ムク、ロ・・・?」

骸「今は!今は・・・これだけですからね!」

すると、風はにこやかに笑いこう答えた

風「はいっ」

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