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夢を見たい
鐘の音が鳴る




今日から晴れて高校生!!
なんて2X歳(敢えて伏せ字)の私には正直言ってキツい。そりゃあ少しは年近いかもだけど…女子高校生特有の「あはは〜」、「うふふ〜」なテンションにはついていけません。←

高校生…か。
店長…元気にしてるかな?
私が働いていたガソリンスタンドはスゴい若い店長なのだ。現在28くらいだろうか…(私はこれよりも下だぞ!!←)

好きだったんだ…
私が泣いていた時、いつも傍に居た。

私が笑ってた時、
いつも一緒に笑ってくれた。

私が怒っている時、
いつも原因を聞いてくれた。

私が困っている時、
いつも優しくしてくれた。

貴方の一つ一つが、

とても、好きだった。

愛していました。




「今はもう…別世界。神様は残酷な方だ…
…店長、

いつも、ありがとうございました。ケリをつけます。
貴方に注いだ愛に終止符をつけましょう。

大好きでした。
愛していました。

私のことを忘れてください。――」



それが、私の"願い"です。










真新しい制服に腕を通しやって来た高校は…

"立海大附属高等学校"。

どっかで聞いた名前だな…
でも思い出せない…
何だっけ?…
まぁ、いいか。別に。考えるのは柄じゃない。
私は門をくぐった…









店長?

何故貴方に終止符をつけるか、分かりますか?

貴方が言ったんです。


"自分の人生は自分次第だ"

"いつまでも縛られてはダメ、"

"前を見なさい。"

"真っ直ぐ見つめれば、きっと、"

"きっと、君を分かってくれる人達に出会える"

"それを、忘れないで…、名前"



私の人生は私が決める。
それでいいんですよね?…













あきゅろす。
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