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〜そして助手は苦笑い〜 18

 ともあれ…
 それは暗黙の了解と理解して構わないのであろう……


「…ネウロって…器用…」
 唇を外すと、ヤコは、ほぅ…と一息吐いた後に、妙に感心したような、一言。

 唇を重ね合わせながらヤコの衣服をくつろがせたことを差すのであろうが、それほど感心することなのか…?

「そうか?」
「そうだよ。すごく慣れてるっぽい」
「…つまらんな。余計なことは考えるな」
「…っ。
 それこそ余計な一言!」

 …そう言わねば、つまらぬことに思考を及ばすくせに……



 我が輩の脚に跨がせているというのに、ヤコの頭の位置は随分と低い。それだけ、我が輩に比してヤコは小さいのだ。

 抱き締めるのに支障はなく、口付けるにも難はないが、どうにも…



 恥ずかしそうにこちらを見上げているヤコは……

 赤く染まる頬も
 やや潤んでいる大きな瞳を見開く様も
 あまりに華奢な肢体も……


 …まだ子供だ…

 少女の域を、少しばかり越えようとしているに過ぎない……

 今更ながら、このような子供に…と、ふとよぎった思いに、我が輩は知らず笑んでいたものか、ヤコがきょとんとした表情となる。

「…ネウロ?」



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あきゅろす。
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