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〜学友日記〜 04
ヤコは食べ歩き、私は買い物…と、ブラブラ歩いてると、今日は暑いから…って、よくわからない理屈で、パフェが食べたいとヤコは言った。
その意見が出るまで、たこ焼きとか今川焼きとかコロッケとか散々食べてたのに…
…いつものこと、なんだけどね…
「あっ、これ可愛い!」
私はショーウィンドウ越しに可愛いスカートを見つけた。駆け寄ってじっと眺める。うん、可愛い。欲しいなぁ。
「ヤコ、ちょっと見てってもいい?」
振り返って、クレープを食べてる(ちなみに手首に下げた袋には、あと3枚分のクレープが入ってる)ヤコに聞く。
「ん、あたし待ってるよ」
ヤコは口をもごもごさせながら、言った。私はいそいそとお店に入る。
見つけたスカートは、やっぱりすっごく可愛くて、私はもちろんソッコー買った。今度のデートに着てこう。
鼻歌歌いながらお店から出ると、ヤコが誰かと話してた。
男の人だ。若い…人だ。
額に掛けた眼鏡がトレードマークなのかな?誰だろ。
ヤコがあんまり見ない戸惑った顔をしてる。
「ヤーコ、お待たせ!」
私は声をかける。
2人は同時に私を見た。
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