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★あかねブログ★ 02

 ネウロ様も、さほどもしないうちに帰ってこられ、戸惑うしかない私と書いただけで弥子ちゃんに見てもらえなかったメッセージをご覧になり、苦笑いのようなものを浮かべておられました。

『…何でもない』
 と、弥子ちゃんが買ってきたらしきものをテーブルに置きながら仰い、弥子ちゃんのいる給湯室に入っていかれたんです。

 何でもないなんて、そんな訳あるはずがないでしょう!


 …それから先は、私は聴覚をダンボ並みに広げて聞いていたんですが、残念ながらあんまり聞き取れませんでした。


 ただ、
『貴様が何を謝るのか、わからん』
『嘘つき』

『貴様は、泣くのではなく笑うべき』
『あんたの知識にはなかったんだろうけど…』
『何をだ』
『女の子はね…人間は…嬉しくたって泣くんだよ』

『ヤコ…貴様は嬉しいのか』

『生きてるっていいなぁ…って思っただけだよ』

………

 …そのようなやりとりに、何やら…その…面妖な雰囲気を感じ取っちゃった私は、ヘンなのでしょうか?



 それから少しして、お二人は戻ってこられ、いつものように一緒に、事務所に届いた封書の選別作業…

 弥子ちゃんの赤い目が気になりました……



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あきゅろす。
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