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〜あかね驚愕〜 03
「なーに?何聞かれるかわかんなくてこわいなー、それ」
弥子ちゃんは笑って私のおさげをつつきました。
『ネウロ様とは…その…』
私は、どう問うたらいいのかわからなくって、なかなか文字に出来ません。
そうしたら、弥子ちゃんが気付いたみたいで、
「…あぁ…そゆコト…
んー…とね、全然かわんないよ」
赤くなってボソボソと口ごもってます。
…私は弥子ちゃんが何を言ってるのか、悪いけれどよくわかりません…
「キ…キス…だってまだしてないよ」
はい…?
…まだ、と言いました…?
ウソだ!!
絶対ウソだ!!
『ホント?』
「ホントだよっ!!」
ムキになる弥子ちゃん。このコはウソはつけないから、本当…なんだ……
だけど、信じられない……
私フツーに
『そんなバカな!!』
…って思いますよ。ええ。
ネウロ様がしてたコトって、昔風にいうところの“ABC”の“B”ですよ!!
ふつーの人が見たら、あなた達はもー、ベッタベタのバカップルだよ…?
吾代さんだってあの時疑ってたんだから……!!
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