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〜あかね驚愕〜 02
『昨日は、ネウロ様に看病してもらったの?』
私は、とりあえずそこから聞くことにしました。
「看病?」
弥子ちゃんはネウロ様の椅子を引っ張ってきて、私のデスクの前に座り、呟きました。
頬杖をつき小首を傾げて、思い出すように視線をさまよわせる様子は、なんて可愛らしいんでしょう……
「あれって…看病っていうのかな?」
どういう意味ですか…?
それだけじゃどうにでも想像できちゃって、私困ります…
いけない、私、野次馬根性出てる…?
「…あ、お粥食べさせてくれたよ」
…まあぁ…!!
あのネウロ様が、弥子ちゃんにお粥を……!!
……見たかったです……
是非とも、ネウロ様のそのご様子を拝見して、笑…もとい微笑ましさのお裾分けを頂きたかったです……
だって、今までは微笑ましく見れる範囲内だったのに、いきなりネウロ様が積極的に攻めてるのを見ちゃうんですもの!!
…そ…そりゃ、いくとこまではいってませんが…
『あ…あのさ…言いにくいなら言わなくていいけど…』
今更ですが、ボードにちゃんと『…』て書く私って、やっぱりこれで『喋って』るんだなぁって、自分で思います……
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