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東方封魔伝
組織設定:自警団について
自警団について

幻想郷において、大きな集落を構えるのは非常に難しい。
何せ、一箇所に人が固まって住むには土地的に肥沃である事や安全性の確保が求められるからだが、それらの条件を満たす場所は非常に少ない。
また、それを満たす場所も同様に妖怪達もそこそこの集落を作ったりとしていて人間が立てるにはあまりにも困難なのである。

そんな中で、初めは小さかったものの人々の努力によって少しずつ大きくなって行き、今ではかなりの規模を誇るようになったのが現在の人里である。
規模は大きくなったとはいえ、大きいがゆえに色々と危険もある。
そんな人里を守るのが、この自警団である。

人里は幻想郷のほぼ中央付近に存在する。
つまり、これは東西南北4方向から人が来るということである。

そんな中にはもちろん、人里に害成す存在も時にはいる。
そういったものから守るためにこの自警団は創立された。

朝から夕方は門において門番をしている事が多く、夕方以降は門で外と中を見張ったりしながらも別のところで危険や異常がないか見回りもしている。
また、夜は妖怪が活発になる時間帯なので人里の門の周りを警備している。

自警団は主に人里に住む人がやっているが、妖怪でやってくれているのもいる。
特に人間に対して害もなく、友好的な妖怪に関しては当たり前の様にこの里に住んでいる。
時には力仕事に手を貸したり、何かあったときには助けたり、妖怪という本分で夜は活発に動けるので自警団の夜の仕事を引き受けたりしている。
ここでは決して妖怪は仲間はずれではない。
そういうこともあり、人里に住む妖怪がやる事として自警団は選択肢の1つとしてあるのだ。
自警団は人間と妖怪が一緒になって活動していることもある。
特に夜の見回りなどでは何かあったときのためにグループに必ず1人か2人妖怪も一緒にいる。


自警という言葉が示すとおり、自らに降りかかる危険から守るために自警団は存在する。
なので、人里に関する様々の情報は彼らに伝えられており、安全のために日々従事する事となっている。

妖怪で参加しているものは、その繋がりで他の妖怪から他のところの話や噂を聞いたりする事もあったりと、自警以外にも情報網としても機能する事も時々ある。





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あきゅろす。
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