最弱魔族観察日記
27※
ゴーレムがズルル…と指を引き抜いた。
ゴーレムの太い指に散々ほぐされたアナルは濡れそぼり、ヒクヒクと痙攣を繰り返している。
その秘孔にヌチュッ…と押し当てられたのは。
正にヒトのペニスと酷似した形状をしている……が、フェリスの腕よりも遥かに太いソレ。
身体を侵す熱に朦朧としながらもそれを感じたフェリスの顔が恐怖に歪む。
「―――ッッ!?や、やめ…ぃ…ぃやだっ…テメェ…っ、ふざけんなっ!!そんなモンが入るワケ――」
「おそらく裂けることはないじゃろう。ゴーレムよ、構わん。そのまま入れるが良い」
ゴーレムは創造主の命令に迅速に従った。
絶対に不可能だと思っていたのに。
グリグリと強く押し付けられているうち、グチュッ、と湿った音と異様な感覚に襲われ、僅かながら先端が内側に入ってしまったのがわかった。
「ひッ、ひィッ…だ、ダメ!!駄目ぇ…!!いやっ、嫌だァ――!!!」
ゾッ…と全身に鳥肌がたった。
押し開かれる苦痛から、だけではない。
――こんな化け物に犯される。
その恐怖と、それを上回る嫌悪感は尋常なモノではなかった。
取って喰われた方がまだマシだ。
力で敵わないことは、最早明らかである。
それでもフェリスは最後の力を振り絞るようにして、ゴーレムを押し返そうと必死に足掻く。
しかし、ゴーレムはその僅かな抵抗に苛立ったように、猛りきったペニスを無慈悲にも一気に突き刺した。
「ァひぃいいイッ!!ひっぃ、かはっ…ッぐっ…ァッ!!ひ、ゃあぁあああ────!!!」
躯を凶悪な程に大きなペニスに貫かれ、フェリスが白い喉を仰け反らせて絶叫した。
そのとんでもない質量に、目の前が真っ白になる。
しかし、フェリスの悲鳴など気にすることもなく、極太のペニスがズルズルッと信じられない程奥まで侵入していく。
「ひぃぁああああ!!や、ィやぁあッ、あ…ひァン!!ぁあゥッ…も…無理ぃいっ…!!入らな…ぁああっぅ、ンっっんっん"ぁああああ!!」
フェリスは一際高く声をあげて、背中を仰け反らし形良く締まった足をガクガクと痙攣させた。
壮絶な痛み、ではない。
気が狂いそうな程の、快楽だった。
脳がジュウジュウと焼けるような快感で痺れ、激しい目眩に意識が飛びそうになる。
歪な形を纏ったペニスが狭い内壁を限界まで拡げながら奥へと擦り上げると、ビクン、ビクンッとフェリスの躯が跳ね上がった。
それとほぼ同時に、勃ち上がり苦しそうに先走りの液を流していたペニスから、ビュクッビュクッ!!と白濁したモノが決壊したように噴き出す。
「な…何、でっ!?何でぇ…ッ!?」
フェリスは絶望にも似た声をあげる。
感じるのは痛みだけであった筈。
しかし、フェリスのぺニスは白濁を吐き出し、今も萎える様子はない。
「フム…挿入されただけで射精したか。随分と良いようだな。いや、ワシも少々気にしておったんじゃ。嫌がる相手に無理強いするのは、実験とはいえ本意ではないからの。しかし、その様子では無用の心配であったらしいな」
「ち、違っ…やめっ…ひぐ、ぅ、ぃぁあああっ!!ちがう、違う――ッッ!!あッあッあっあは、んっんっんぅうっ!!」
否定の言葉もまともに紡げないフェリスは、口元からだらしなく唾液を滴らせて襲い来る快楽に啼いた。
腹の中を、信じられない程に太く長く硬い棒で抉られる感覚。
内臓を突き上げ、ゴリゴリと肉壁を這い上がり抉られる刺激。
普通なら痛みしか感じない筈の行為が、尋常でない快楽となってフェリスの脳を犯し、目の前に火花が散った。
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