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Ame-comi
リミット(ブルース×ディック)


深夜。
いつものように私に寄り添うように眠る駒鳥の頬を撫でれば
駒鳥はくすぐったいと言うように身を捩り、更に私に寄り添ってくる。
その姿に対して愛しいと思うと共に、まずいと感じる。

何時からかその寝顔に愛しさと不安を感じるようになった。
私は自制心を持つよう心の中で言い聞かせ続ける裏で、ただただ欲望を膨らませていた。
くすぐったい、以上の感情を感じさせたくなっていた。
そんな欲望を抱えながら、私はもう一度愛しい駒鳥の頬を撫でた。

限界に近づいてきている。
無垢な駒鳥は私の限界に未だ気づいていない。

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