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たんぺん集。
ケンカ買っちゃいました。後



イタズラ作戦会議でーす。

只今あれから5分後、ユウの部屋で3人集まっている。

ってゆーかあの4人、生徒会なんだって〜!
特クラの友達が教えてくれた。

敬語が副会長で、カタコトが書記。一緒に喋る奴らが双子で会計なんだってさ〜。
あれ、会長は?


まぁいーや。今はそれよりぃー、


「やっぱ先手必勝だよね〜。」

「取り敢えず、今すぐに何か仕掛けてーな。」

「あ、じゃあ僕するよ!」

ユウが立候補したぁ。

「早さはユウが適任かもな。何すんだ?」

「うーん。まずは全員に、1分毎に「顔だけ顔だけ顔だけ顔だけ」って100回くらい繰り返したメールでも送ろうかな。」

「ふっは!1分毎に〜?」

「うん。設定だけしてれば、自動的に送られるの。受信拒否も出来ないんだ。」

ノイローゼだよねえ。1分毎にケータイ鳴るって。

立場上、電源も切れないだろうし。

あ、ユウはパソコンオタクなんだよう〜。

本人にオタクって言ったら次の日俺のケータイのデータ全部消えてたんだけどね。

「んじゃ俺は〜、あっちの動き止めながら、生徒会室にロックでも流してやりますかね〜。超大音量で!」

あそこ防音らしいし。鼓膜破れるレベルで流そう。
場所変えたらそこにも流そーっと。

「あーなら俺は全員の自室のテレビに細工でもするか。ひたすらハードAV流れる様に。」

なるほど〜どうせそのハードAVは、ハードSMジャンルなんですよね!

「そのテレビって、消せるの??」

ユウが聞くと、シンは鼻で笑った。

「まさか。24時間消す事も音量下げることもできねーよ。」

それはひどい(笑)。


生徒会室も自室もケータイ持っての外出中も何かしらある訳ですね。


「んじゃ〜実行ー!他にも色々仕掛けてきてねん。」

「おう。」

「はーい!」


楽しいな〜3人でイタズラするのって久しぶり〜!

まぁ今は各々分かれたけど。


ユウはパソコン、シンは武道と工学のエキスパート。

シンは東大の工学部から呼ばれてたり、ユウは既に企業からお誘い受けてる感じ。

俺は何もかも2人と同レベルで出来るんだよね〜。天才だからサ☆

つまり〜3人で何かやれば絶対楽しい事になるってこと!


さて〜あっちは何してくるかな〜?
まぁどーせ家の権力でも使うんだろーな。
あとは親衛隊使って1人ずつ襲うとか?


俺らにその手は使えないんだけどな〜。







放送室にとうちゃーく!


ピッキングで鍵開けてー、ネットから1番うるさくて激しいロック選んでー、生徒会室のパソコンの電源入れたり、テレビ点けたりしたら一気に最大音量で鳴る様に〜。

あとはこれを解除出来なくして、一応証拠も消しとく。

せっかく監視カメラの死角通って放送室まで来たしね〜。



たぶん今頃あの5人のケータイ鳴りっぱなしだろうなぁ。

ユウの事だから、10分に1回くらいは内容変えてるだろーね。

「無能無能無能無能無能無能無能無能」とか
「マリモマリモマリモマリモマリモ」とか。

マリモ絶対また顔真っ赤にしてそう〜。

シンはまだ細工中かなぁ?
5部屋だもんね〜。しかも色々仕掛けなきゃ行けないし。

まぁシンだし例え見つかっても大丈夫だろーけど。

たぶん自分だって認識される前に気絶させるよね。



俺はさっさと終ったし、敵チームの動きを邪魔しよ〜。

権力の方はユウの親父さんに話し通しとこっと。
あ、ユウの家、世界でも指折りの資産家なんだよね。

ユウの家族みんな、今はアメリカに居るけど、日本での影響力は全く衰えてないもんね〜。


あと親衛隊は〜、俺が隊長に会いに行けばいいや〜。
総隊長とは知らない仲じゃないし。


てことで、今はB棟7階。

大体親衛隊はここに居るんだよー。

「こーんにちわ。」

ガラガラって開けて入ったら、中にいた20人くらい人が、一斉にバタバタガタガタいいながら窓際に寄った。

「とっ特クラのマキ!?」
「なんでここに…っ」

煩く騒ぐなよ〜マリモかっ!

「みんな黙りな。…マキさん、お久しぶりです。役員の皆様の事ですよね。」

奥から、女性かと見違える様な容姿の生徒が出てくる。
そいつが一言言うとみんな黙った。

「うん、そぉだよ〜。既になんか言われた?」

「いえ。明日には言ってくるでしょうが。」

「ふーん。明日って、のんびり屋さんだねぇ。」

そいつ、明菜は苦笑する。

「まぁ、分かってると思うけどシカトしてね〜。あっちには適当に了解とでも言っといてよ。」

「……僕のメリットは?」

「俺が開発したソフトの買収、キミのお家を優先して検討する〜。」

ニヤッと笑ってそう言ったら、明菜ちゃんもニヤッと笑う。

親衛隊総隊長で、役員に心酔してるのも確かだけど、彼はちゃんと利益を見極められるんだよね〜。

「分かりました。親衛隊は任せてください。」

「はーいドーモ。んじゃ経過報告も宜しくね。」

彼が頷くのを確認して、部屋を出た。






そっから2人と連絡取って合流〜。

その日は飯食って帰って、次の日。


3人で動きたいねって事になったから一緒に行動してまーす。

俺が学園のマザーコンピューターにハックして、監視カメラ見たら5人で談話室に居た。

昨日のうちにメールにやつれながら生徒会室に行って、
大音量に耐えきれずに自室に帰ったけどAVを止められず、寮官室でみんなで寝たみたい。

監視カメラに録画されてたそれを見て、3人で爆笑した。

生徒会室でのビクり方とかケータイが鳴る度のビクつき方とか。

自室のAVが見れないのが残念だぁ〜。


んでマリモ+役員が談話室にいる間に、ちっちゃい事色々した。


冷蔵庫ん中の飲み物中身だけ全部ウコンの力にしたり、
教室の椅子の底をくり貫いてそれを隠して、座ったら尻が抜ける様にしたり、
机に無色即効強力接着剤を塗ったり、
運ばれてた食事にちょー強力な下剤混ぜたり。


他には〜5人の自室の壁紙から家具から全部を真っ赤にしたりしたね。

なんか張り切っちゃって、ドアのノブに電流流したりもしちゃったよ〜。


















んで3日後。

「お、お、俺が、わるっわるかったよ…!!!」

「………………………………………………………………………………………負けです。直ぐ元に戻しなさい。」

「「……ごーめーん。」」

「…部屋…もど、して……」



すっげーやつれながらすっげー悔しそうな顔して謝りに来た。

「あはははっ!みなさん〜お腹どうかしたのぉ?」

5人共お腹抑えてるんだよね。下痢まだ続いてるんだぁ〜。まぁ3日連続入れたしね。

「く、くくっ。副会長と双子会計、尻は大丈夫か?思いっきり打ってたな。っははは!」

教室の椅子のことね〜3人ともすっごい恥ずかしそう。超顔真っ赤。

「ふふっマリモくんと書記くんは机から身体が離れなかったみたいだね。そんなにお勉強好きだったの?」

マリモは身体に机くっつけたまま暴れて、重みで転んで自爆してた。書記はひたすら動かなかったけどねぇ。



5人はまったく反省してない様子で、なんとぉ〜(半泣きで)睨んできたあ!

から、土下座させてやった。

「敗者が睨んじゃダメだよーう。で、俺らに何か言う事は〜?」


「…ごめっんなさいぃぃ……。」

「申し訳ありませんでした……」

「「ごめんなさい………」」

「…すみ、ません…で、した…」


よしよし。

「じゃ、あと27日したら部屋を元に戻したげるねぇ〜。」

「「え…!?」」

「だって1ヵ月の約束だったしぃ。ま〜他はもう止めたげるから、ほらお礼はぁ?」

「うっうぅ…ありがとぅございます…!」

マリモが泣きながら言った。


俺らはそれを聞き終わって、充実感と不満を持って部屋を出た。




「3日しか遊べなかったね…。」

「早すぎだろ。つまんねぇな。」

「睡眠薬飲ませて髪ハデ色に染めたり、トイレットペーパーに無色の唐辛子成分塗ったり、色々したかったのにねぇ〜。まじ根性ナシ!」

「俺は『雌豚奴隷』シリーズの亀甲縛り編を見せたかったんだけどな。」

シンくん本気で言ってるあたり本物の変態だね!

「僕、マリモが出会い系のオジサンと交わしたメールを晒したかったのに…………。」

ユウ泣きそう…。
可愛そうに、今からでも遅くはないよ。晒しちゃえ!


「まぁ〜3日は楽しかったからいっかぁ〜。他に楽しい事見つけよーぜぃ。」



だべりながら特別クラスに帰ってたら、後ろから声を掛けられた。知らない声だぁ。

ここもう特クラの近くなのに、珍しいな〜。


「そこの3人。特クラのマキにシンにユウ、か…?」

振り向いたらイケメン。

お、おぉー!めっちゃタイプ!
シンより格好いい人久しぶりに見た〜。

「そーだよ〜。お兄さんだぁれ?」

俺が返事をすると、イケメンは顔を緩める。

「役員達が、仕事をサボらなくなった。お前らにドン引いて親衛隊も大人しくなったし、学園が正常に戻ったよ。……サンキュな。」

ちょっと照れながら礼を言われた。

え?学園、正常じゃなかったんだぁ。

何言ってるのか意味不だけど、お礼言われるなら恩着せとこ〜。

「いーえ。俺らも学園が心配だったしぃ。」

後ろの2人も神妙な顔して頷いてる。

てめえらも絶対知らなかったでしょ〜。

またイケメンは顔を緩めた。

「で、あんた誰だよ?」

シンが聞いたら、イケメンはさらっと言った

「ああ、生徒会長の咲元だ。よろしく。」

俺が聞いたとき答えてくれなかったくせにぃ。

「こちらこそよろしくです。」

ユウもふわりと笑う。

空気がほわほわした所で、かいちょーのケータイが鳴る。

番号を確認して、舌打ちした後出ずに切った。

「いいの〜?俺ら気にしないよう。」

「いや、役員達からだ。暫く仕事してねえから、分からない所だらけなんだろう。自業自得だからな。」

今まで1人でしてたんだから最低1週間は休んでやる、と続けて彼はこちらを向く。

「ああ、引き留めて悪かったな。クラスに戻る所か?」

「うん〜。打ち上げだよぉ。かいちょーも来る?」

普通に聞いたら、何故かかいちょーは驚いた顔をした。

「………いいのか?」

「もち。人数多い方が楽しいし〜。かいちょーイケメンだし。」

「…俺、生徒会長だけど。」

「? だからなぁに?」

意味分かんなくて聞いたら、かいちょーは照れた様に、嬉しそうに満面で笑った。

「行かせて、もらうかな。」

「参加費3000円です。」

ユウが現実的に言う。

あれ〜?いまちょっとイイ雰囲気だったんじゃ?



まぁかいちょーは3000円払って、どんちゃん騒ぎに混ざった。

酒臭いシンとユウを相手にしながら、ザルらしいかいちょーと話し込んでたら、不思議とかなりウマがあって仲良くなるのは
また別のはなし。



end.


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Σ(゚д゚;)・・・!


い、意味不明…!!
何が書きたかったのか分からない…(´゚д゚`)

そのうち消すかもです(>ω<;;)



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あきゅろす。
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