悪魔の涙
悪い知らせ…
「人殺しの能力
妖精を操る能力
あとはさっきの空気の能力だ
他のは全部消えた」
俺の能力
殺した相手の能力を奪う能力は個人の思いで消せることができる
ただしその場合は血を流さなければならない
痛いんだよね(´・ω・`)
「…なぁ時間を操る能力を…入れてくれないか…」
時間を操る能力?
他の奴に頼めばいいんじゃないか?
と、脳裏をよぎったが数少ない親友のためだ、ここは引き受けてやろう
「いいよ
でもその材料は…ジャックがちゃーんととってきてね♪
あ、でも…妖精に頼めば時間を操るくらいできるかも〜…なんて」
「っ!!頼む!!力を貸してくれ!!」
でも妖精さんが辛そうだし…
聞いてみようか
「聞いてみる
…出てきてくれ…」
出てきたのは綺麗な淡い光
うっすらと色が付いていてよく見ると羽が生えているのがわかる
ほかの人は呪文みたいなのを言う人が多いけど俺は言わない
言っている隙に殺されそうだし何より恥ずかしい
「お前たちの中で時間を操れるものはいるか?
いたら少し話をさせてくれ」
リンリンと人間には分からない言葉で話す妖精たち
妖精使いの俺でもわからん
すると一人の妖精が前に出てきてスゥッと人の形になった
昔は耳が残ってるとか羽が生えたままだとか良くあったんだけどもう時代も時代
ちゃんと可愛い姿になっている
「話せるか?」
『はい。主は私にどのようなご要件があってお呼びになさったのですか?』
「俺の友達がお前の力を必要としている
できれば力を貸して欲しいんだ
時間を操る力はどれくらいもつんだ?」
『長くても40分が限界です。』
チラッっと光樹の顔を見てみるが難しい顔をしている
きっとダメなんだろう
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