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マフラー (双子)
「あれ?私のマフラーがないっ!!ハリーしらない?」

カレンは慌ててマフラーを探しながら
近くにいたハリーにたずねた。

「カレンのマフラー?それならさっきジョージとフレッドがもっていったよ」

「えー!!ちょっとハリーなんで止めてくれなかったのよー!!!」

カレンはほっぺたをぷくっとふくらましておこった。
「ごめんごめん。」

ハリーはカレンの顔を見ててれたように言った。

「ちょっと探してくる!」

カレンは走っていった。

大広間を出て直ぐのところにそのふたりはいた。
「あっ!ジョージ!フレッド私のマフラーかえしてー!!」

「「おー姫!」」

「その呼び方やめてよ!!てか、マフラー!寒い!!」

「これか?」

ジョージがマフラーをみせる。

「それっ!!」

カレンがマフラーを取ろうとすると、ジョージは背の低いカレンが届かない位置まで手を挙げる。

「ほーれ、カレン取ってみろ」

カレンはピョンピョンとはねたり背伸びをしたりするが一向に取れない。

「「カレンかわいい。」」

「もー!2人ともバカにしてるでしょー。!!」

カレンはほっぺたをふくらまして、二人に背を向けた。

「ごめんごめん。カレンの反応が面白いからつい」

フレッドはカレンの頭を撫でながら言った

「カレンがかわいいから悪いんだぞ!なんてな。」

ジョージは、カレンにマフラーを巻いてやり、
カレンにこっちを向かせた。

よく見ると涙目になっている。

「カレンごめんって!!!」
ジョージが焦って言う。

「寒かったんだもん。」

「そーか。ごめん」

ジョージはカレンの手を取って
自分の手と重ねる。

「これで、あったかいか?」
ジョージがたずねると
「うん」
カレンは小さなこえで言った。

「今日はやけに素直だな。」
フレッドが言い
2人でカレンの頭をなでると
カレンは、ふわっと笑った。



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あきゅろす。
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