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□小説(ダーク系)@
4P
京介は目の前の出来事が信じられなかった。

「佐藤はな…」

「やめろ!」

口を開く宗一を佐藤がさえぎる。

「なんだよ、佐藤。
俺にそんな口聞いてもいいと思ってるのかよ。
京介だって仲のいいお友達にいきなりこんなことされて可哀想だろうが」

佐藤の大きな背中が小刻みに震えているのがわかる。
気さくで明るい佐藤に何があったのか…
京介は宗一を見る。

「佐藤はな、水商売の女に貢いでヤミ金にまで手ぇ出して親や、親戚まで迷惑かけたんだよな。
なぁ佐藤」

「佐藤が?…」

「お前らに何がわかる…彼女は本当に可哀想な娘だったんだ」
佐藤は顔を上げ宗一達を睨む。
「ふん、その可哀想な娘がお前の貢いだ金を持って
他の男と姿を消したのはなんでだ?」
「…それは」
佐藤の目がおよぐ

「ほらな、おめでたいヤツなんだよ。
俺が金を都合してやらなければ、お前の身内はどうなってたと思うんだ?」

佐藤はもう何も言わなかった。

「佐藤、お前も…」

京介は佐藤が初めに見せた複雑な表情を思いだした。

「理由がわかった所で早くしろよ!」

宗一が命令する。

「京介…ごめん」

佐藤の小さな小さな声は京介の耳にはしっかりと聞こえた。






「やっ…」

京介はズボンと下着を脱がされ仰向けにされると足を頭の方に引っ張れ、体をくの字にされた。
「お前のケツの穴がよく見えるな…」
宗一は京介の双山をなで中心を円を描くようになぞる。
「やっ、やめて…くれよ、冗談なんだろ。
僕を怯えさせたいだけなんだろ?」
京介は必死だった。
「加賀、こいつをこの穴に突っ込んでやれ」

宗一はワインの瓶を加賀へ渡す。

「高級なワインだからな、こぼすなよ」

宗一の言葉に京介は嘘ではないと確信し、体中が震えるのが止められないかった。

「加賀、やめてくれよやめっ!!」

足は佐藤によって押さえられていて体を起こすことも出来ない。
それに今の佐藤に助けを求めても無駄だという事はわかりきっている。
だが、口に出さずにはいられなかった。

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あきゅろす。
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