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□小説(ダーク系)@
1P
◆◆◆まえがき◆◆◆
共有も第四弾!です。
今回は麻司くんと正巳くんのエッチくさい(笑)奮闘記?です♪
◆◆◆    ◆◆◆

それは夕食の時のことだった。

「ねえ澄人伯父さん。
明日僕の誕生日なんだけどお願い聞いてくれる?」

「んっなんだい。お願いって」

澄人さんは、箸を止めて麻司の言葉を待った。

「あの……さ、今度の日曜日お父さんのお世話を僕と正巳の二人だけでしたいんだ」

「礼司くんの?構わないが、大変だよ」

「大丈夫だよ!僕も正巳も見た目より力あるし、いつも澄人さんや久澄さんのやっていること見てるし」

「……わかった、じゃあ今度の日曜日は礼司くんの世話は麻司と正巳くんに任せるよ」

澄人さんはそういって優しく笑う。

「ヤッター!!良かったな正巳」

「うん♪」

麻司と正巳は私の目の前で両手を挙げて叫ぶと、私に抱きついてきた。

「最近、習い事や塾ばかりでお父さんとゆっくりお話したりしていなかったから嬉しいな」

「僕、何から何までやってあげるからね」

私は、そんな嬉しそうな二人の表情とは反対に、うつむき箸を置いた。

(世話なんてしなくていい。自分で全部やれるんだ。
これでは私はまるで……)

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あきゅろす。
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