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□小説(ダーク系)@
9P
「ふーん、あんたこいつに弱みでも握られてんの?
なさけねーの。
どう見てもあんたの方が強そうなのによ」

男の一人が池田と亮二を見比べ言った。

(お前らはわかってない。
こいつ(池田)が、どんなに恐ろしい奴なのか)

亮二は心の中で言い、男の言葉に対しては何の反応もしないでいた。

「口がきけないのか?」

「大丈夫。これからいい声を聞かせてくれるよきっと」

池田は亮二のズボンを膝の辺りまで下げた。
そして双山を隠すシャツを捲り上げ、男達の目にもさらされた亮二の双山を手でゆっくりと撫でた。

「そっちの穴に突っ込むのかよ。
女みたいに濡れるわけじゃねーし、具合はいいのか」

「ふふ、すごくいいよ。
くせになるかもね」

ポケットから小さいチューブを取り出した池田は、それを指先につけて亮二の双山の中心へと塗りつけた。

「これから指で、軽く慣らしてあげればすぐだよ」

池田は亮二の蕾に指を差し入れると、わざとグチュグチュと音を大きくたてて出し入れをしてみせる。

「あっ……んっ…んっ…」

亮二の口からはすぐに声が漏れ始めた。

「気持ちいいんだよ。ほら、指を咥えこんで離してくれないんだ」

池田は男達に見せ付けるようにして指を動かし続けた。

「指一本ぐらいのデカさじゃないぜ、俺のはよ」

下卑た笑みを浮かべて男達はゲラゲラと笑ったが、その視線は亮二の熟していく蕾からそれることはなかった。
むしろ見たこともない、淫猥な光景に刺激を受け興奮しているようだった。

「もちろん指一本ぐらいじゃないよ。
何本ぐらい入ると思う?」

「その様子じゃ入っても、せいぜいニ本だろ」

池田はその言葉に黙って、亮二の蕾へ指を増やしていった。





「あっ!あうっ……あっあん…やっ」

「すげぇ…」

男達はその光景にゴクリと喉を鳴らした。
池田は両手の指二本、合計四本の指で亮二の蕾を押し広げながら指を中へ抜き差しを繰り返していた。
その間亮二はガクリと上半身を床へ預け甘い吐息を漏らし続けていた。

「そろそろいいよ誰から入れてみる?」

池田の問いに男達は一斉に前に踏み出した。

「なっなんだよ、お前。
男なんて、って言ってやがったくせに」

「うっせーな。
こんなこと普通じゃ考えられないし、興味があんだよ。
好奇心が強いんだな、きっと俺は」

男達のやりとりに池田は口元にだけ笑みを浮かべ提案した。

「それならジャンケンでもしたら?」

「そうだな公平にするか」

男達は目をギラつかせながら真剣な表情でジャンケンをしはじめた。

「ふふ、単純な奴らだね亮二くん。
でも亮二くんに色気がありすぎるのがいけないのかもね……」

池田は亮二の背骨にそって肌をなぞった。





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