□リクエスト小説@
1P
49000キリバンリクエスト♪
★それは突然
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49000キリバンリクエスト
かずえさんへ
(痴漢・激エロ)
◆◆◆まえがき◆◆◆
49000番キリバンリクエスト頂きましてありがとうございます♪
激エロということで頭の中でどうエロエロにするか妄想でいっぱいです
(いつも妄想しまくりですが(苦笑))
この小説はかずえさんへ捧げます。
◆◆◆ ◆◆◆
ふんふん♪
その日俺、田場 盛幸(たじょう もりゆき)は最高に気分が良かった。
それは高校に入学してから半年間も片思いを続けた女の子に思い切って告白して、その返事がYESだったからだ。
「やったね今度のデートどこに行こうかな♪」
今にも踊り出しそうな俺を通りすがりの人が怪訝な顔で見る。
(へへ、変な顔で見られたって全然気にならないぜ)
そして俺は少し遠回りになるがデートスポットの本でも買って帰ろうと本屋へ立ち寄った。
「あっ俺、今日さ田中ん家に泊まって帰るから夕飯いらねーから」
盛幸は本屋でお目当ての本を購入して自宅へ電話をかけた。
ピ――
「あれ、やべ携帯の充電が今ので切れちまった。これから田中に今日泊めてくれって連絡しようと思ったのにさ」
盛幸はキョロキョロとあたりを見回し、公園の中にある公衆電話を見つけた。
「とりあえずあれで連絡いれておくか」
盛幸は公園へと急いだ。今の時刻はまだ夕方の5時。
5月ということもあってまだ日があり辺りは明かるかった。
「えっと……小銭、小銭」
電話BOXに入る前に鞄から小銭を出そうと慌てて盛幸は小銭を地面へバラまいてしまった。
「わっちょっ小銭といえど俺の貴重なこずかい〜」
十円や百円玉は地面をコロコロと転がり思ったよりも遠くへ転がっていく。
「嘘だろ……どこいった!」
その中で小銭でも一番デカイ金額の500円玉がなかなか見つからず盛幸はさらに焦る。
「おーい、500円玉やーい出ておいで〜」
電話BOXから離れた植え込みのあたりを盛幸はかがみこんで覗き見りした。
「どうかしたのかい?」
背後から声を掛けられて盛幸は飛び上がらんばかりに驚いた。
そこにはいかにも浮浪者風の中年男。
……40代から50代というところだろうか。
「えっあの……俺小銭落としちゃって」
そう言ってしまってから盛幸はしまったと後悔した。
(バカっ相手は浮浪者だぞ。
小銭なんていったら俺より先に見つけられて、取られちまう)
「…小銭……」
男はボーと焦点の合わない目で空を見ていたがニタリと笑うと。
「おじさんが一緒に探してあげようか?」
と言った。
「いっいいです俺自分で探しますから」
「そう?それより君いくつ?」
「はぁ?」
盛幸は思わず間の抜けた声を上げた。
「だから年だよ年齢。
学生服着てるから中学生かな?」
「中学生!ちっ違います!
俺は高校生です!」
盛幸はついむきになって反論してしまう。
「そうか、高校生か。
可愛い顔をしてるから若く見えたよ」
男は不精ひげを手で撫でながら笑った。
(…こういう人とはかかわないほうがいいよな。
500円はいたいけど逃げよう)
盛幸は立ち上がろうとして頭に衝撃を受け、そのまま地面に倒れた。
(…殴られ…た…のか…俺…)
薄れゆく意識の中で盛幸はそう悟った。
「坊や悪いな…」
男はそう呟くと盛幸を引きずるようにして茂みに引きずりこんだ。
◇
「…ひっ」
「おっ気がついちまったか…」
目の前に男の顔があって盛幸は驚き悲鳴をあげた。
「しっしー黙って。
大人しくしてたら何もしない、何もしないから」
「おっおじさん俺誘拐しても…みっ身代金なんて出せないよ。
俺ん家貧乏なんだ…だから……」
盛幸は精一杯の勇気でそう口にだした。
「ははは、おじさんは君を誘拐したわけじゃないよ。
ただ……」
「ただ…?」
盛幸はその浮浪者の男を不安げな上目づかいで見た。
「ただね、ちょっとばかりその…
おじさんの性欲の捌け口にでもなってもらおうかと思ってね」
「性欲の捌け口…っておじさん痴漢…?
おっ俺男だよ!女の子じゃないよ!」
盛幸は別の意味で青ざめた。
(誘拐じゃないのは良かったけど、これはこれでまずいよ!)
「男の子の方がおじさん好みなんだよ。
大丈夫見せてくれるだけでいいから。
触らないから、なっなっ」
男の手が盛幸へと伸びてきて、盛幸はその手から逃れようと体を起こそうとしたが、両手が後ろで縛られているのに気がついた。
「おっおじさんこれ解いてよ!解いてくれよ」
「しっしぃー声が大きいよ。
それ以上大きな声を出すと口を塞いちゃうからな」
「だっ!誰か助け…うっウグ」
男は大声を上げようとした盛幸の口へ、慌ててくしゃくしゃになったハンカチを押し込んできた。
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