□リクエスト小説@
4P
「脚、脚開いて…見せてくれよ」
そんなことをいわずとも、五人の手は、真人の腿(もも)を足首を掴み、左右へと押し広げていた。
「そ、そんなとこ。
みっ見るな…見ないでくれよ…手を離して…」
昔からの親友達とはいえ、この歳になって秘部をマジマジと見られた真人の顔は、赤く染まった。
「すごくドキドキするぜ…やっぱり真人って堪らないな」
「ちゃんと真人から先に、気持ちよくしてやるから」
「順番も決めてあるし、ゆっくり味わわせてくれよ…なっ」
皆にそういわれで真人は、皆の顔を改めて見直した。
(信じられない…どうして?
皆どうかしてしまったのか?
何で僕なんだ、どうして僕なんだ!)
真人は声にならない叫び声は、五人にされる行為によってかき消されていった。
◇
「あっだめ…そんな…うっ…やめっ…あっあっ…あんっ…」
今、自分のペニスを咥えているのが、誰かなどと、真人は気にしている暇もなかった。
同じ同姓なら知りえる、あらゆる敏感な部分を、それぞれ違う手によって刺激されて、その感覚に思考も全て飲み込まれていた。
「ココ?それともココがいい?」
「違うって、俺のココがいいんだよな」
「何言ってやがる、オレのがいいんだよ」
口々に交わされる会話も、刺激の一つにさえ真人には感じられた。
「おね…お願い…やめ…あっ…また、出る…出ちゃう…やぁっ!」
真人は何度目かの射精にブルブルと震えた。
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