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□リクエスト小説@
最終P
「快楽に狂わせてやるよ。
出来るなら死ぬなよ、頭がイカれても生きてさえいれば
ずっと俺が、仲間達が可愛がってやれるからな」

(嫌だぁー!!)

小鳥遊の意識がかろうじてあったときの記憶はここまでだった。

それからの事は、自分に起こったことではなくまるで自分によく似た他人のことのように感じていた。



「んっんんっ…もっと…もっとグチャグチャにかき回して…もっと…」

ジェルと血でしっとりと濡れた蕾には三本の指がうごめき、何度も出入りをしては内壁を擦りあげ前立腺を刺激し小鳥遊を狂わせる。

「指なんかとは比べものにならないくらいのものをやるからな…」

久瀬が自分のペニスを小鳥遊の熟れた蕾に押し当てた。
一度小鳥遊に悲鳴を上げさせた凶器だが、小鳥遊は嫌がるどころかむしろ早くしてとばかりに腰を振った。
今の小鳥遊は快楽に意識がのっとられ他には何も考えられなかった。

グッグッと指よりももっと太くて熱いものが小鳥遊の中へ入りこんでくると小鳥遊は歓喜の声を上げた。

「はっ…あっ…あんっ…大き…い…熱い…中が…焼けるように…熱い…でも気持ち…いい」

「そうか、お前の中もやわらかくて暖かくてそれでいてキュッと締め付けてくる…最高だ」

久瀬はゆっくりと小鳥遊の中へペニスを収めしばし動きを止めた。

「?…これじゃあ…出来ない…」

「何が出来ないんだ?」

久瀬は意地悪く小鳥遊へ聞きかえす。
周りを取り囲んでいる久瀬の仲間も、そんな小鳥遊の変わりようにニヤニヤと好色な笑みを浮かべ成り行きを見ていた。

「…ぞく出来ないもっと…て…じさせて…」

「聞こえないな」

「そうだな聞こえないぜ」

「そうそうもっと俺たちにも聞こえるように言えよ」

周りからの野次に小鳥遊は顔を赤らめたが、それでも言わずにはいられないほど体の疼きは強かった。

「まっ満足出来ない!
もっともっと感じさせて…くれ!」

「くれ?それはな人にモノを頼む言葉じゃないだろ」

「…感じさせて…くだ…下さい…」

小鳥遊は小さな声でそれを口にした。

「それでいい…」

久瀬は腰を勢いよく引き抜き、そして間髪いれずに小鳥遊の中へ勢い欲く突き入れ直した。

「ひっ!あっアアアー!」

初めの一言こそ悲鳴に近かったが、その後の小鳥遊の言葉は歓喜の声だった。

「…あっんんっ…はっ…ああっ…もっともっと…もっと激しくしてくれ…いや、下さい…」

「おい、お前らこいつはまだ足りないらしいお前達もいじってやれ」

複数の手で胸の飾りを、ペニスを体の全てをいやらしく撫で回され小鳥遊は狂喜した。



「…っ…」

体の節々や腰に、そして何があったのか思い出したくもない場所の痛みに小鳥遊は顔をしかめ頭を振った。

「目が覚めたか?
どうやら狂ってもいなさそうだな」

「てってめえ!久瀬…っ…痛っ…」

「無理するな、覚えてないか?
お前は淫乱もいいところで何人にぶち込まれたと思う?」

「…」

「まあ覚えちゃいないだろうが今日からお前は俺の『女』だ。
初めだけは他の奴らにも味見はさせたが俺はお前が気に入った。
だから今後は俺だけの『女』にする。
それが嫌なら俺を倒してみろ俺はいつでも受けてたってやる。
だがな負ければそれなりのリスクを背負うことを忘れるなよ…」

久瀬はそう言って腹の底から楽しそうに笑って続けた。

「俺はな刺激が大好きなんだ。
自分につっかかって来る奴強い奴が好物なんだよ。
つまんねー平凡な毎日なんてくそくらえだ。
…お前はそんな俺を満足させてくるよな
…そうだよなお前は男に抱かれる毎日なんて嫌だろ、生きてここから出たいだろ」

(こっこいつ…こいつの方が狂ってやがる…)

小鳥遊の背筋に冷たいものが走った

「…小鳥遊〜最高だなお前は。
今までの『女』の中で一番俺を楽しませてくれる」

「うっ…ううっ…」

小鳥遊は素肌に食い込む荒縄の痛みに呻いた。

久瀬の『女』にされ毎晩のように「殺される」と思えるほど乱暴に抱かれ、小鳥遊は殺されるぐらいならと今までに何度か久瀬に勝負を申し込んだ。
しかし久瀬の圧倒的な力に負けつづけ、そのたびに人間としてのプライドを踏みにじられるような陵辱を受け続けていた。


そして今回も…負けた…

「くっ…」

久瀬を楽しませている自分が堪らなく惨めで仕方がないがそれを口に出しても久瀬を喜ばせるだけにしかならないことが、さらに小鳥遊をさらに苦しめていた。

「なんだ今日は大人しいな声を聞かせろよ」

「あっああーっううっ…あっやめっ…やめろ!・・・やめっ…あっんっ…」

蕾にしっかりと収めされた道具が激しく振動と共に動きだし小鳥遊は身をよじる。
しかし荒縄で両足をM字にしっかりと固定された状態の為に小鳥遊は、道具に犯されるがまま甘い呻き声を漏らすことしか出来なかった。

(…まっ負けるもんか、俺はいつかこいつを倒してここから出て行く。
…この陵辱を終わらせてやる…)

小鳥遊は永遠とも思える陵辱の日々のなか、それでもいつか自由の身になれると信じ闘い続けることを心に決めたのだった。

〜完〜
◆◆◆あとがき◆◆◆

圧倒的な展開になりましたー
個人的には久瀬くんのようなタイプが好きだったりします
しかも久瀬くんは負けたとしてもへこたれませんさらに闘志を燃やすタイプ小鳥遊も大変だわ…(苦笑)

それではここまで読んでくださいまして
ありがとうございました

★小鳥遊 幸成は虎菟様より
久瀬はあめお様より
ご投稿頂いたお名前を使用させて頂きました。
ありがとうございました(^^)


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あきゅろす。
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