□リクエスト小説@
5P
「先生こんなことでお仕置きなんて何言ってるんだよ。
どうかしたのかよ」
「先生はどうもしない。
どうかしているのは風守、お前のほうだ」
「俺の方?」
治樹は何を言っているんだと教師を見つめた。
「そうだ。男のくせにここ最近色っぽくなりやがって、おまけにどうしてだか今日はお前から不思議な香りがして、お前をメチャクチャにしたくて仕方がない。
―そうだろ?お前達」
教師の言葉に教室中の空気が変わった。
「お前達って……」
治樹はクラスメートのねっとりとした視線に背筋を凍りつかせた。
「先生の言うとおりだよ風守。お前ヤバイよ」
「さっきからいい香りをさせて我慢の限界だぜ」
「一発犯らせろよ」
クラスメイトの口からでるとんでもない言葉に治樹は叫んだ。
「ちょっ…みっ皆!
皆おかしいと思わないのか?
俺男だぜ、それに今授業中だろ、そんな時に何を言ってそれに先生だってそんなことしたら学校辞めさせられ…
なっ!はなっ離せ!」
治樹が言い終わる前に教師は治樹の体にしっかりと抱きつき治樹の体を押さえつけた。
そしてクラスメートに声を掛ける
「おいっ早く机をどけろ!床に空間をつくれ!」
「嫌だ!離せ!先生、皆どうしたんだよ!」
あっという間に治樹は机をどけてできた床の上で、数人のクラスメートに押さえこまれるかたちになった。
(一体どうなってるんだよ…皆なんでこんなことを)
治樹は教師やクラスメートの狂乱ぶりに、聖夜に入れられた球体のこと、それが中で弾けたような感覚があったことに思いあたった。
(俺には皆の言うような香りなんて全くしない。
だけどそれしか思いあたらないきっとそうだ……)
「止めろよ皆。俺がおかしいんじゃないんだ……手を離してくれよ。
離してくれたらすぐにでもここから出て行くからそれで皆も正気に…もどっ……いやっやめっ!」
必死な治樹の言葉にクラスメートは耳を傾けることもなく、何本もの手が治樹の制服にかかった。
「やめろ!皆…やめてくれ…」
治樹は激しく暴れたが、無数の手によって引き裂くように制服を脱がされた上に全裸になった体を床に再び押さえつけられた。
「…すげーたまんね。
頭がクラクラするぐらいの香りだしてよ」
「俺達を誘惑して、誘っていやらしい奴だったんだな風守は」
今にもよだれでもたらしそうなぐらい、いやらしい顔をしたクラスメートに治樹は喉をゴクリと鳴らした。
(俺…皆に犯られる…のか…)
「皆、順番はくじ引きにするぞ。もちろん先生もくじの中に入っているからな」
クラスメートがくじを引くたびに歓喜や落胆の声を上げているのを治樹は遠い目で見ていた。
◇
「あっ…んっ…やっいやぁ…もう…だめ…許し…許して……」
「だめなもんか、まだ順番待ちをしている奴がいるんだほら気絶なんてするなよ」
ぐったりとした治樹の体をクラスメートの一人が激しく揺らした。
すでにもう十数人の欲情を受け入れさせられ、白濁した液体で汚された治樹は相手に噛み付くどころでなく今にも意識を失いそうになっていた。
「ひっ!あっあう!」
しかし、意識を失いそうな治樹をクラスメートがそうはさせじと激しく奥まで突いてきた。
「へへへ、風守〜お前の体最高だな…
なんで今まで気がつかなかったんだろ。
もっと早くに犯ってればよかったよ」
そう言って治樹を翻弄するのはクラスでも仲がよかった金谷だった。
(金谷…お前まで…どうして、どうして…)
治樹はクラスメートに乱暴され枯れ果てたはずの涙が頬を伝うのを感じた。
「なんだよ、あんまりにも気持ち良くて泣いてるのかよ風守」
金谷は治樹の涙を笑いながら言った。
そんな様子に順番待ちのクラスメートは
「もう待てないって上の口使うぜ」
「じゃあ俺は、風守のしゃぶってやる」
と治樹の体に群がった。
無理やり体を開かされ傷つき痛めつけられた治樹の体だったが、その傷はすぐに癒える為治樹は新たな痛みと快楽に満たされ続けた。
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