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□リクエスト小説@
1P
75000キリバンリクエスト♪
★血と薔薇
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75000キリバンリクエスト
さきさんへ
鬼畜・鬼畜中の鬼畜〜
どこまで鬼畜を表現できるかわかりませんが頑張ります!
この小説はさきさんへ捧げます。
◆◆◆  ◆◆◆

「くっ…はっ…驚いたぜお前がこんな…んっ奴だったなんてよ」

「――るさいそんな事より…あんっ…早くイケよ…」

風守 治樹(かざもり はるき)は、自分の上に覆いかぶさるようにして腰を動かしている同級生を睨んだ。

「せっかちな奴だな…。
けど…俺も限界みたいだし……出すぜ…」

その言葉に治樹は目を光らせ相手の首筋に集中した。

「ふっくう……
なっ!」

欲情を解放した瞬間、治樹に首筋に噛みつかれ男は意識を失った。

「…はっ…あっ……こっ今度こそ…頼む…」

治樹は真剣な表情で男の首筋についた盛り上がった二つの点のような傷を凝視していたが、その点が次第に消え、盛り上がっていた傷の部分が傷ひとつない肌に戻ると絶望的な表情で床を叩いた。

「くそっぉー!!こいつもダメか!」

「今回も残念だったね治樹くん」

治樹は後ろから声を掛けられて振り向いた。

「南 聖夜、西条 貴幸……」

二ヶ月前に治樹の通う高校に転校してきた二人組。
南 聖夜(みなみ せいや)と西条 貴幸(さいじょう たかゆき)の姿を目にして治樹は顔を歪ませた。

「おっお前ら…お前らのせいで俺はこんなことするハメになって…この体元に戻せよ!!戻してくれよ」

「一度なってしまったものは無理だっていっただろ。
あとは治樹くん次第だよ」

聖夜の冷たい視線と感情のこもらない口調に治樹は唇を噛んだ。

(こいつらは人間じゃないんだ。
俺が何を言ったってこいつらには俺の気持ちなんて通じないんだ)

2ヶ月前転校してきた二人は、その端正な顔立ちとどこか気品のある雰囲気にたちまち学校中の噂の的になった。

「けっ、男が男に騒いでどうするんだよ」

治樹はまわりの騒ぎをよそに二人には関心は全くなかった。

「でもよ、とにかく浮世離れした二人だぜ。
その辺の女なんかより綺麗な顔してるしさ」

「はっ、女より綺麗な顔?だったらどうだっていうんだよお前らホモかよ」

「違うけどさ……ついつい見ちゃうんだよな」

「俺にはわかんねーな」

治樹はそう言って教室をあとにして屋上へ向かった。




治樹が屋上の扉を開けるとそこはすでにオレンジ色に染まり治樹以外は誰もいないようだった。

「んっー格好つけるわけじゃないけど、独りになりたいときはここに限るな」

治樹はひと伸びして屋上から下をしばらく眺めていた。



「わっ」

いきなり背後から肩を叩かれて治樹は思わず驚いて声をあげた。

「ごめんごめん。そんなに驚くとは思わなかったから」

治樹が振り返るとそこには、美少年と美青年の言葉がぴったりな二人組みが立っていた。

「もしかして……転校生の?」

「そう、この間転校してきた南 聖夜宜しく」

治樹は握手を求めてきた細くしなやかな手を思わず握り返した。

「俺は西条 貴幸だ。宜しく」

「あっああ、えっと俺は風守 治樹っていうんだ宜しく」

治樹はこの二人の美貌と雰囲気に圧倒されなんとなく居心地の悪さを感じた。

(なんだかこの空間で俺だけ浮いてるって感じだよな。気軽に声を掛けてくるような気さくな奴みたいだけど早々に退散するか)

「ふーん治樹くんって言うんだ」

じりじりと退散するタイミングをはかる治樹の首の後ろに聖夜は手を伸ばして自分の方へ引き寄せた。

「いい顔してる。
それに体も良さそうだ、どう思う西条」

(はぁ?)

「そうだな今までの中では一番だ。コレに決めるか」

治樹の目が点になった。

(なっ何言ってるんだ?
この二人いい顔はともかくいい体に、コレに決める?
何だよそれ?
それにこいつ南っていったっけ、いきなり人の首に手を廻してジロジロ見やがって)

多少、聖夜の美貌に見とれた治樹だったが、すぐに思い直して聖夜の体を思いっきり突き飛ばした。

「おいっ!
何だよいきなり人のこと品定めするようなこと言いやがって!気持ち悪い」

怒鳴る治樹の様子に全く動じず聖夜は口の端を上げて笑った。

「気が強いのも気に入ったよ。ここでものにするか西条」

「いいな、俺も気に入った」

(ものにする…って…)

治樹は二人の言葉の意味するところを追求しようと二人を見た瞬間意識を失った。



(んっ…俺…どうして…)

意識を取り戻した治樹は自分の身の起こっていることがしばらく理解出来なかった。

「ようやく、お目覚めだね治樹くん」

目の前には意識を失う前と同じように聖夜が笑いながら立っていたがしかし、治樹は一糸まとわぬ姿で、後ろから誰かに両足をしっかりとM字に持ち上げられていた。

下からはグチュグチュと粘着質の音がたち、屋上の床には粘りけのある液体らしきものが滴り落ちている。

「…なっ…に…あっあうっ!…やっ…俺に何して…」

「何って君は今西条とSEXしてるんだよ。
ほら触ってみなよ治樹くんと西条が繋がってるよ」

「おい、南。人が楽しんでいるのにちょっかいだすな」

真後ろで西条の声がして治樹は体を固くした。

「あっあっ俺……どうして…あんっ…やっ…はっああー」

治樹は下から突き上げられる刺激に体を固くし短い喘ぎ声を漏らした。

(あの時、こいつらを見つめた時……。
そう…何かが赤く光ってそれを見たあとの記憶が…)

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あきゅろす。
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