□小説@ 7P 「君はずいぶん欲張りな子だから先生だけじゃ足りないんだよね」 「いっあっ…やだっ…もう…いやっいやっ…」 何度も男を受け入れ快楽をむさぼった智視だったが、時間と共に熱はおさまり正気に戻りはじめていた。 しかし男はそんな智視の蕾へ男性器をかたどった道具を納めたのだ。 「先生に任せておけば、また気持ちよくなるからね」 「ひやっ…あっああー もうダメ体がそこが…おかしくなっちゃう…」 智視は診察イスの上で、まぶしいばかりに光る診察用のライトと鏡が自分の蕾を照らすのを見た。 「ほーら見てごらん、君のここはとてもいい具合だったよ。 今も、こんな太いものを咥えこんでいやらしいな」 「…そっそんな…の…出して…出せよ…」 智視は鏡から視線をそらして途切れがちに言った。 「そうだな時間もないし…」 男は腕時計を見て息をはき続けた 「―最後の仕上げとプレゼントをあげるよ」 (最後の仕上げ?…プレゼント?) 男はここにきてマスクを取った。 智視が想像していたよりも普通のサラリーマン風の容貌で智視は唖然とした。 (こっこんな普通の野郎が、こんなことすんのかよ… 人は見かけで判断出来ない…) 「あっひっひいっ…!」 智視がそんな事を考えていた時、突然挿入されていた道具がブルブルと震え振動とうねるような動きをはじめ、智視は悲鳴をあげた。 「どう? なかなかいいもんだろ?くせになるよきっと」 男はよがる智視の姿を満足気に眺め、くるりと背を向けてドアノブへ手をかけた。 「時間はあと15分ほど残っているから、その間ずっとそれを楽しむといいよ」 「…あっ…あうっ…じゅ、15…分も… この…まま…やっ…やだ…許し…おねが…」 智視の懇願をよそに男は智視に背を向けたまま言った。 「それからプレゼントは、ここの係りに渡してあるから受け取りなさい」 [前へ][次へ] [戻る] |